ダボスのYouTubeルームは超有名人でごったがえしていた

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3千人の世界の指導者セレブ、トップ企業のCEO(それに ブロガーも数人)がダボスの世界経済フォーラム(World Economic Forum)に集まって今日の世界の重要な課題について討論した。

この会場となったCongress Centerの一方の端には大会議ホールがあり、反対側にはスーパーVIP用のプライベート会議室が並んでいる。そのちょうど中間にYouTubeルームがしつらえてある。

実際にはこの部屋はYouTubeルームとは呼ばれていない。ダボスでは「世界経済フォーラム(WEF)」以外のブランド名はいっさい使われないことになっている。しかし今回のカンファレンスはGoogleが最大のスポンサーのひとつだったので、WEFには参加者だけでなく、世界中の非参加者へもメッセージを届けるために新しい試みが加えられていた。「Davos Question〔「2008年の世界を良くするために国や企業や個人がするべきことを1つ考えるとしたらそれは何ですか」という質問〕」がそれで、大きな部屋がこのプロジェクト専用にあてられていた。コンピュータが5台、壁ぎわに並んでいて、すべてYouTubeに接続されている。参加者はこのコンピュータのカメラに向かって自分の回答を述べることができる。

セッションとセッションの間の時間、明らかにこの部屋は注目の的になっていた。数分ごとに有名人が入れ代わり立ち代り現れてはDavos Questionの回答を録画したり、この部屋の向こうにあるプライベート会議室に消えたりしていた。まずボディーガードの一隊が現れるので、皆これから誰かスーパーVIPがやって来ることに気づく。つづいてご当人と取り巻きの一行が現れるという寸法だ。

ボノは2度来た。パキスタンのパルベーズ・ムシャラフ大統領は何度も現れたのでしまいには皆慣れっこになってしまった。(ムシャラフ大統領はこのCNNの中継の背景に写っている。私はカメラをパンしてムシャラフ大統領を写すようCNNのカメラマンに教えてやった〔YouTubeビデオの3:58付近で画面に映ったArrington自身がそう言っている〕)。ルパート・マードックも来たし、アフガニスタンのハーミド・カルザイ大統領(これが彼の録画したYouTubeビデオ)、イギリスのゴードン・ブラウン首相、トニー・ブレア前首相、それにハワード・ディーン、マイケル・デル、エリック・シュミット、サーゲイ・ブリン、チャド・ハーレー、ヘンリー・キッシンジャー、シモン・ペレス、イスラエル大統領も現れた。(ペレスのボディーガードがダボスでいちばんコワモテだった)。皆丁寧に立ち止まってForbes、CNNその他プレスのインタビューに答えて写真に納まっていた。(これは私とペレス大統領サーゲイ・ブリンの写真。こちらはRobert Scobleが マイケル・デルをインタビューしている)。

Forbesのチームは全員がこのイベントの全期間にわたってここで取材を続けた。編集長のCarl Lavinはこの部屋がダボス会議のある種のパワーの中心となったことについて感想を書いている。私がこの記事を書いているまわりでは少なくと4組のテレビのカメラ・クルーと何十人ものジャーナリストが動きまわっている。

私もここに来てすぐにYouTubeルームの賑わいに気づいて、ここでいちばん長く取材している。ダボス会議はたいへんなカンファレンスだが、YouTubeルームはその中でも中心に位置している。またもやGoogleの大ヒットだ。

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(翻訳:Namekawa, U)