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Facebook、APIをどのサイトからでも利用可能に―またも巧みな戦略

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Facebookは金曜日に新しいJavaScriptクライアント・ライブラリを発表した。これはFacebookアプリをどんなウェブサイトでも表示できるようにするもの。

このクライアント・ライブラリを利用すると、どんなウェブサイトからでもFacebookのAPIコールを発行できる。これを利用してサイト上にAjaxベースのFacebookアプリケーションを構築することが可能になる。

FacebookのWei Zhuはメリットを次のように説明している。

このライブラリはユーザーのサーバ上で作動するコードを全く必要としないので、ユーザーはどんなウェブサイトでも作動するFacebookアプリケーションをスタティックなHTMLコードとして書くことができる。このライブラリを利用するアプリケーションはiframeタイプとしてレジスターすることになる。このiframeを利用したFacebookアプリはFacebookのウェブサイトにアクセスする場合も、ユーザー自身のウェブサイトにアクセス場合も同じように作動する。ほとんどすべてのFacebook APIがサポートされている。

「All Facebook」のNick O’Neilは次のように書いている。

自分のウェブサイトにFacebookのソーシャルな関係のパワーを生かした独自のソーシャル・ゲームなどのプラットフォームを作りたくないだろうか? それができるようになった! 今までもFacebook APIを利用する方法はあった。しかしこの新しいプラットフォームとは大きな違いがある。まず第一の重要な違いは、新しいプラットフォームではFacebookのコアな機能に全面的にアクセスできるようになった点だ。

Facebookがこういう戦術に出ると予測できた人間はあまりいないのではないかと思うが、どうやらFacebookはまたしてもゲームのルール自体を変えにかかっているようだ。Facebookは本質的にはアプリケーションのホスティング・サービスとなることを目指しているのではないだろうか。Facebookがプラットフォームを発表してから1年して、ライバルがプラットフォーム化に向かって懸命に努力している最中に、またしてもそれらを出し抜くような巧みな動きだ。

[原文へ]

(翻訳:Namekawa, U)