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Automattic、「Prologue」をリリース―Twitterのグループ版的プラットフォーム

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prologue.jpgWordPressの提供元のAutomatticは、Twitterのグループ版で、P2P的分散型のTwitterでもあるという「Prologue」サービスをリリースした。

Automatticのファウンダー、Matt Mullenwegによれば、新しいサービスは、ユーザーが会社組織の内部で、あるいは様々なグループ間でプライベートにショートメッセージを共有する手段を提供するためのものという。Mullenwegは「もともと分散型Twitterを開発することを狙っていたわけではないが、Proloqueはオープンソースベースのテンプレートとして提供されるので、ユーザーが自分たちの目的のために改造して使いたいというなら、それはそれで歓迎だ」と語った。

分散型Twitterのコンセプトについては、昨年、一部のサークルでかなりの時間をかけて議論されてきた。その眼目は、ショートメッセージ・サービスを分散化することで、Twitterのサービス提供につきまとってきた運営上の課題を解決するというものだった。簡単に言うと、大勢の人が多数のサーバでサービスをホストして、それらを互いに接続して会話するというものだ。

CenternetworksのAllen Sternは「Wordpressがブログ・プラットフォームとして支配的な地位を築いていることを考えれば、これはゲームのルールを変えるかもしれない」としている。いや。そうは思えない。Prologueも悪くないアイデアではあるが、Twitterがこれほどまでに成功していることについて、鍵は3つある。第1に、Jaikuのようなライバルを打倒した積極的に活動的するユーザー数の圧倒的なボリュームだ。第2に、中央集権タイプのサービスには弱点があるが、強みもある。つまり、誰かに話かけるためにTwitterにアクセスすれば、同時にすべてのTwitterユーザーにアクセス可能になるという点だ。サーバが最新のソフトにアップデートされているかどうか、ライブかどうか、互換性があるバージョンか、などをいちいち気にせずに使える。それはただ動いてさえいれば(ダウンしていたり、「一時的に過負荷」の場合を除いて)いい。第3に、サードパーティのツールを使えばTwitterへ外部からオープンなアクセスが可能になる点だ。PownceのLeah Culver(彼は全然私のファンではない)に、なぜオープンアクセスがこういうサービスをつくる上で不可欠なのか尋ねてみるとよい。Prologueはある程度オープンにはなっているが、そのもともとの分散的な性格のために、ニッチ、せいぜい質のよいニッチ・サービスにとどまるだろう。近い将来、Twitter(さえずる)鳥を、とまり木から追い出すことは出来そうもない。

CrunchBase: Automattic Pownce Jaiku Twitter

[原文へ]

(翻訳:Namekawa, U)