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Sky DaytonがHelioのCEOを辞任

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helio_sky.jpg仮想移動体キャリアHelioEarthlinkにパートナー関係を解消され困難な1年を経験したが、今度はCEOのSky Daytonが辞任という事態に陥った。(DaytonはEarthlinkの創設者でもあった)。Daytonが会長に就任するとはいえ、残ったパートナー企業である韓国のSK TelecomはHelioに対するコントロールを強化しようとしているように見える(おそらく損失を遅らせるためだろう)。元SK Telecom重役で現在のHelioの社長兼COOのWonhee SullがDaytonの後任になるだろう。

海外のネットワーク上でのモバイルサービスの運営は、財政的な成功が難しい。なぜなら、MVNO(仮想移動体ネットワーク事業者)がレンタルしているネットワーク(この場合はSprint)を所有するモバイルキャリアの大企業にとって、その事業は常にコスト面で不利だからだ。20万人の加入者が月平均$85を支払っているとHelioはいっており、同社はデータサービス利用者獲得において業界をリードする企業のひとつとなっている。(Helioのユーザーは、月平均550のテキストメッセージを送信する。また、携帯電話からウェブにアクセスするユーザーは、業界の平均13%に対し、Helioのユーザーは95%。さらに、60%のユーザーがMySpaceにアクセスするのに携帯電話を使う)。しかし、それでも収益が上がっていないのだ。同社によると、毎月の収益は約$20M(2000万ドル)だという[ランレート(年間売り上げ予測)で$240M(2億4000万ドル)]。ネットワークを構築するために何十億ドルを使う必要がないとしても、モバイル業界では、収益が出る数字をたたき出すにはそれよりずっと多くの加入者が必要なのだ。

MVNOの短い歴史には、すでに事業に失敗した企業が散らばっている。そのうちで最も不名誉な企業は、$360M(3億6000万ドル)の資産を使い切ったあとに破産したAmp’dだった。その資金の一部はMTVの広告の購入と宣伝用コンドームの配布に充てられた。Helioが同じ運命を辿らないことを願うばかりだ。

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(翻訳:Megumi H.)