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Mahaloが複数プロフィールのサポートへ―SNSのワンストップ・ポータルを目指す

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mahalo-1.jpgJason CalacanisはMahaloのソーシャル・プラットフォームに「複数プロフィール」機能を加え、Mahaloサイト内からほとんどの大手SNSへアクセスできるようにしたことを発表した

SNSの統合(アグレゲーション)サービス、あるいは単一のポータル・ページというアイディアは新しいものではない。われわれはMyLifeBrandProfileLinkerLoopsterなど、この分野を狙ったスタートアップを紹介してきたが、どれもネットの幅広いユーザーにアピールしているとは言いがたい。Mahaloはこの点で、Twitter、Facebook、MySpace、LinkedIn、Flickr、YouTubeなどのメジャーなサービスにアクセスしようとするユーザーのための単一のフロントページを提供することで、より使いやすいサービスを提供しようと試みている。

設定はまずまず簡単だ。ユーザー名、ユーザーIDを枠内に入力すると、Mahaloが自動的に対応するユーザー・プロフィールをインポートしてくる。まだ作動は完璧ではなく、ユーザー・プロフィールの完全なURを入力しなければならないサイトがある。たとえばFacebook (これは表示される)とLinkedIn(これは表示されない)だ。ここからさらに、SNSのそれぞれのページをMahalo内のタブとして次々に開いては訪問することができる。たぶん半分くらいのページでは私が以前に入力したID情報を覚えていて、すぐにそのサイトにアクセスできたが、残りのページでは改めてログインしなければならかった。ログインしてからは問題なくアクセスできた。

私はここでまた「Mahaloは本当に優れたサービスなのか?」という議論を蒸し返そうとは思わない。ただ、以前ある知人がMahaloのことを「精神的にハンディキャップのあるユーザ-のための検索エンジン」(実は別の言葉づかいをしたのだが、何と言ったかは想像に任せる)と呼んだことがあった。これはいくらなんでもちょっと不公平な評だ。MahaloはGoogle検索やブール演算子が使えないユーザー向けである(つまり私向けではない)ことは確かだが、 一般ユーザー全体ではそれなりに価値があるのだろう。近い将来、私がMahaloを検索に使うようなることはないだろうし、その点ではTechCrunchの読者の多くも同じだろうと思う。しかし、ここでは検索エンジンのことを別にして、Mahaloのマルチ・プロフィール機能についてもう少し検討してみたい。

これはシンプルでよく出来ているので、私自身も使うかもしれない。まだ現在「本来あるべき理想的なSNSのアグレゲーション」は実現されていない。(Google Socialstreamにそれが結局どういう働きをすべきものであるか説明されている)。当面は、Mahaloの複数プロフィール機能がいちばんそれに近いものとして、いや増しに増えていくSNSサイトの管理に苦闘するユーザーの助けになるのではないだろうか。

しかしMahaloといえば、このサイトがどういう方向を目指しているのか、私は最近不思議に思っている。MahaloはSNSのプラットフォームを提供しており、今回、複数プロフィール機能の追加によってアグレゲーションへ一歩を踏み出した。一方で、検索エンジン機能のほうは、検索エンジンというより、以前Jasonが創立したWeblogsIncにますます似てきたように思う。たとえば、こちらのセレブのゴシップのページをご覧いただきたい。これは検索エンジンというより独自コンテンツの制作の域に入っているのではなかろうか。Calacanisは多様な手段でトラフィックを誘導してくる術に長けているから、たぶんこれもそういう戦略のひとつなのだろう。しかしこのペースでいくと、2008年の終わりにはMahaloはもはや検索エンジン・サイトとは呼べなくなっているような気がする。

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(翻訳:Namekawa、U)