Amazonのアーニング・コールの詳細―ウェブサービスの帯域幅、Amazon.comを追い越す。Kindleはヒット

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amaxon-web-services-logo.pngAmazonの収益報告が発表された。第4四半期は好調で、売り上げは42%増の$5.7B(57億ドル)、純利益は2倍の$207M(2億700万ドル)、フリー・キャッシュ・フローも2倍の$1.4B(14億ドル)だった。とはいえ、アーニング・コール〔電話会議形式での収支報告発表〕では、来年の利益幅のプレッシャーに関する懸念を表明したアナリストが非常に多かった。

どちらかといえば、Amazonに関してTechCrunchが興味を持つことのほとんどは、財政的に重要なことではない。しかし、収益発表で突出していたある点は、Amazonの各種ウェブ・サービスの成長をうかがわせた:

Amazonの Elastic Compute Cloud (EC2)とAmazon Simple Storage Service(S3)の利用は伸び続けた。利用量の指標として、2007年の第4四半期にこれらのサービスによって使用された帯域幅は、同期にAmazon.comの全世界のウェブサイトによって使用された帯域幅の合計よりはるかに多かった。

つまり、少なくとも帯域幅を基準にすれば、Amazonのウェブ上のコンピューティング・インフラストラクチャーの利用量は、スタートアップや他の企業を合わせると、今やAmazon.com本体より大きい、ということだ。Amazonは世界最大のウェブサイトのひとつなので(米国では第7位)、それは大きな達成といえる。Amazonはウェブサービス事業からの売り上げを別に計上していないが、おそらく同期にわずか$131M(1億3100万ドル)だった、ウエブサービス以外の事業(商業サービスなど)を含んだ「その他」の一部なのだろう。

その他の情報:

‐同期に登録された開発者は33万人にも上り、第3四半期からの伸びは10%だった。

Kindleの需要は供給を超え続ける。CEOのJeff Bezosはカファレンス・コールでこう語った:

需要に関していえば、Kindleは我々の予想を超えています。混乱の原因は製造サイドにもあるのです。供給できるユニット数を増やすよう努力していますし、Kindleの注文を受けたらすぐに発送する、という状況に戻ることを目指しています。それが我々のスタンダードなのです。この需要に最高に興奮しています。

Kindleにまだ公表されていない隠された機能があるのか、という質問に答えて、Bezosはこう指摘した:

Kindleには数多くの実験的機能があります。お客様がそれらの機能にアクセスできるようになっているので、それらの機能に取り組み製品の一部とすべきかどうかをお客様がこちらに伝えられるのです。

現在の「実験的」機能は基本的なブラウザ、音楽プレーヤー、Mechanical Turkを使用したNowNowのQ&Aサービスだ。私からのフィードバック:ブラウザはそのままで、さらに改良せよ。

電話の最後に、物理的なメディアからデジタルメディアへのシフトと、それがAmazonにどのように影響するかについてBezosに質問した。前四半期、メディアはAmazonの売り上げの59%(つまり$3.3B(33億ドル))を占めており、Amazonはデジタル映画音楽書籍の提供に積極的に移行している。デジタルに向かうこの動きは最終的に利益を生むだろう、とBezosは考えている。

メディアのほとんどが物理的なものだった時代は、現実の世界でそれらを買うことが当たり前でした。しかし、メディアがデジタル化されたことで、それが当然とはいえなくなってきました。しかし現在の売り上げの大半は依然、現実世界でのものです。だから、われわれの長期的な競争力は向上するはずです。

いうまでもないが、デジタル化が進めば送料が節約できる。

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(翻訳:Megumi H.)