eBay、業績アップを目指し料金体系を変更

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eBayは、料金体系の大幅変更を昨日(米国時間1/29)発表。同社の中核をなすオークションビジネスの活性化を図る試みとされる。

NielsenによるとU.S.国内でのサイトトラフィックにおいてAmazonが初めてeBayを超えたという。そして、過去2〜3年のeBayの伸び率は変動無し、あるいは最小限にとどまっている。

今回の変更で、eBayはリスティング料金を50%まで下げる。しかし、その代わりに販売アイテムについてのコミッションを増加。リスティングページに写真掲載を含むなどの追加は無料になる。また、APによると、eBayは一部アイテムの手数料値上げを実施する。この中には$25ドル以下で販売されたグッズの手数料を8.75%にまで値上げするなどが含まれ、これは67%の値上がり率となる。

新料金体系の一例:

従来、オークションに於いて、ハンドバッグを$25ドルで販売するのに出品者が支払うコストは、アイテム掲載費用の60セント、プラスeBayへのコミッション$1.31ドルの合計$1.91ドルだった。新料金体系に基づくと、出品者が支払うコストはアイテム掲載費用55セント、それに値上がりしたコミッション$2.19ドル、合計$2.74ドルとなる。

APのその他のレポートはeBay出品者たちが今回の変更について快く思っていないことを示唆する。例えば、あるeBayユーザーは「(今回の変更は)ローエンドアイテム出品者にとってアイテム販売をより困難し、販売コストがかさむように設定しているように思える」と述べている。今回の手数料値上げで最も影響を受けるのはローエンド出品者たちだ。

ebayamazon.jpgcomScoreのデータでは、eBayが依然としてアマゾンをリードしていることが分かる(右のグラフ参照)。しかし、その差は縮まりつつある。eBayの代わりとなるようなオークション以外の方法によるものをアマゾンは構築してきた。その中には、独立した(ビジネスを運営する)売り手や中古商品などのマーケットプレイスが含まれる。そして、アマゾンの順調な伸びはイーベイが対抗できないようなペースとなっている。長年CEOを務めたMeg Whitman退任を受けてeBayの新リーダーシップが発表された。イーベイは、eコマースプロバイダーとして国際的に依然として最先端を行くビジネスのうちの一社。新体制のもと、成長材料を探すイーベイにとって、今回の料金体系変更は今後これから更に実施する変更の一つに過ぎないだろう。

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(翻訳:Nobuko Fujieda)