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チャットルームをウェブサービスに変えるMeebo

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オンラインでIM&チャットルームを提供する「Meebo」が「Meebo Rooms」用APIの完全版を本日(米国時間1/31)リリース。これでサイトにも自動的にチャット機能が埋め込めるようになった。

「Meebo Rooms」はこれまで、サイトやブログに貼ろうと思ったら手動でコードを貼らなくてはならなかった。それでもたくさんウィジェットができて、計20万ルームで月間何百万人もの利用者を引き寄せている(Meeboの過去記事はここここ)。

同社CEO、Seth Sternbergはこう説明している。:

パートナーもやっと自サーバーに「ルームを作りたい」と言えるようになったということです。これによってサーバー対サーバーで作成プロセスが自動化される。ルームには当社から広告も出しますよ。

MeeboではこのAPI公開にあわせて、オンラインのMeebo Rooms向け広告配信ネットワーク「Meebo Network」も発表するようだ。そこから回収した広告収入はルームのホストサイトとMeeboとで分け合う。Meebo Roomsは特定の関心分野を柱に各々作られているので、広告もターゲットを絞れるし、広告ネットワーク参加サイトが利用会員のデモグラフィー情報(人口・年齢・性別などの構成)を把握していれば、それも広告ターゲティングに活用できるだろう。尚、広告が掲載となるMeebo RoomsはAPIで作ったルームだけで、手動で貼ったルームには表示されない。

rev3screenshot-meebo.png Meebo Network立ち上げ段階の参加パートナーはPiczo、Revision3、RockYou、Social Project、そしてTagged。

このうちRevision3では例えば、自サイトにMeeboルームを置いて、ファンがそこでWeb TV番組を視聴しながらチャットが楽しめるようになる。全APIと広告ネットワークにアクセスできるのは目下のところ招待状客限定。ソーシャルネットワークでは新APIを使ってあらゆるグループページにチャットルームを自動的に追加できるほか、ロックバンドや映画サイトではMeebo Roomsを置いてサイトに来るファンに開放することもできる。

このMeebo Roomsは、AOLが2006年に買収し、MySpaceのページにたくさんチャットルームを入れているホワイトレーベルの「Userplane」と比較できそうだ。ただ、この2つのチャットサービスには微妙な違いがあって、一番の違いはMeebo Roomsがウェブ上どこでも置けるという点だ。ちょうどこの下に貼ったみたいに、Meebo Roomsは誰でも埋め込みコードを拾って自ブログやMySpaceページに置くことができる。

Sternbergはこう指摘する。:

MySpaceからルームを取って、どっか別の場所に放り込むことはできませんが、当社の場合、ルームはすべてネットワークで繋がっています。ユーザーはCBSの連ドラ「Jericho」の専用ルームを拾ってきて、Wordpressの個人ブログに埋め込んだりできるんです。サイト内の孤島ではなく、当社のチャットルームはネットワークでひとつに繋がっているのです。

同時進行で会話を成立させるのはとても難しいもの。自分のMySpaceのページだけではチャットできるぐらい人が集まらない人も、Meebo Roomsならトラフィックの大半は自ページ以外の場所から流れ込んでくるので、ウェブが分散し過ぎて生まれる問題も解消できます。

Meebo Roomsの強みは、いろんなサイトから興味範囲の似た人たちを1つに掻き集めてきて、誰でも自サイトでライブの会話が楽しめるところなのだ。本当にこれはサイトの垣根を越えて人と人を繋げてくれる。そして、これをテコに広告ネットワークとして十分回していけるだけのスケール(規模)が確保できるのではないかと、Sternbergは期待している。 MeeboはSequoia CapitalとDraper Fisher Jurvetsonから$12.5M(1250万ドル)調達済み。

http://www.meebo.com/rooms

CrunchBase: Meebo Piczo revision3 RockYou Userplane

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(翻訳:satomi)