グーグル、ウェブからソーシャルグラフの情報を集め、APIを公開

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さらば、Nick。寂しくなるよ。

ここ数年間は何千万人という人たちがソーシャルグラフ(交友関係)構築に励んでおり、これがFacebookで最も価値の高い資産となっている。

みんな友だちを加えるごとにFacebookでは、そのユーザー同士がどう知り合ったか正確に把握したがる。Facebookのソーシャル広告専用プラットフォームは基本的に(時には無意識のまま)ユーザー同士がサービスを斡旋し合う仕組みで成り立っている。あれを見ると分かるようにこれ(ソーシャルグラフ)から小銭を稼ぐのは難しいことではない。

グーグルはここでも大きく遅れはとっていないのだが、ソーシャルグラフについてはもっとオープンな別のアプローチを採用している。本日(米国時間2/1)グーグルが公開に踏み切る「Social Graph API」は、サードパーティー各社もリンク張りというウェブの日常的行動を通してソーシャルグラフの情報が入手できるAPIである。

自分が誰で(これはFlickr、ブログ、Twitterはじめ各種ウェブサービスで定義する)、知り合いは誰か。それはリンクに含まれた情報や、ブラウザには出ないウェブページ内の情報から割り出せる。このAPIが対応する標準はXFNFOAFの2つで、「自分は誰か」、「誰と知り合いか」に関する一般公開の情報はそこからグーグル(+他の全閲覧者)に提供される。

技術的には単純なものだ。リンクには”me”、”friend”など、主体とリンク先との関係を示すXFNタグを入れることができる。これは外向けに公開していい関係であり、ウェブアプリの多くに組み込まれているほか、手動で簡単に追加も可能だ。

グーグルは集計データを集め、これをサードパーティーの人たちが使えるようにする。つまりサードパーティーの人たちも、そのデータを(Open Socialアプリはじめ)自アプリ内に構築していくことが可能となるのだ。

サードパーティーの人たちは既に飛びついている。Plaxoはこのデータを自社の「Pulse」というプロフィール専用ページに加え、ユーザー同士の人間相関図をもっと広く表示できるようにした。

この情報は企業も自分たちの好きなように使える。例えば単純な例で言うと、Googleが友だちと判断した相手をユーザーに見せて、新アプリに追加したいかどうか聞いてみたり、そんなこともできる。

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(翻訳:satomi)