Motorola、携帯電話事業を分離へ―iPhoneの最初の犠牲者か

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moto.jpgMotorolaは「世界の市場におけるリーダーシップを取り戻し、株主価値を高めるため」に携帯電話製造事業を分離することを検討している

この動きは、携帯電話市場の競争がより厳しくなっている状況を受けたもの。携帯電話ではAppleがわずか12ヶ月の間にスマートフォン市場の19.5%を獲得しているが、さらにGPSメーカーのGarminが新しくiPhoneスタイルのデバイスの発売を発表している。さらに今年末までにはAndroid搭載の機種が多数出揃うことが予想される。そのうちの少なくとも一つはコンピュータ・メーカーのDellの製品だ。

Motorolaの携帯のシェアは長らく低下を続けており、携帯電話製造事業は2007年の第4四半期に$1.2(12億ドル)の損失を出している。

携帯電話は依然Motorolaの顔といっていい事業だが、同社はエンタープライズ向けのコミュニケーション機器を企業や官庁、軍に大量納入している。

われわれはMotorolaの携帯製造事業を「Deadpool要注意」に指定しておく。Motorolaの分社化は成功、失敗が入り乱れている。Freescale Semiconductorの分離は成功した例だが、Iridiumの場合は、一時は商用衛星電話市場のトップを走っていたのに、1999年に倒産してしまった。$1.2B(12億ドル)の赤字を抱えた新会社というのは、普通の状況でも建て直しに大汗をかかねばならないはずだが、この市場には大勢の新しいライバルがひしめきあい、新規参入組のAppleがあれほど短い間に大きなシェアを獲得している。事業の再建が不可能だとは言わないが、困難を極めることは間違いない。

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(翻訳:Namekawa, U)