PMOG
GameLayers

PMOG―ウェブをサーフィンしながらプレイするカジュアルなマルチプレイヤーオンラインゲーム

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これは一日中ウェブを閲覧する合間に、いわば「受動的」にプレイできるMOG(マルチプレイヤーオンラインゲーム)だ。PMOGはこの種のゲームとしては最初のもので、カリフォルニアと英国に本拠を置くGameLayersによって開発された。

PMOGは現在プライベートなベータテスト中でユーザーは150人ほどだ。仕組みとしてはFirefoxのプラグインで、他のユーザーが訪問したウェブサイトを訪問したときに、非同期で他のユーザーとコンタクトできる。ある意味ではStumbleuponのようなリコメンド・サービスにも似ている。ユーザーは「ミッション」を作ることができる。「ミッション」というのは何らかのテーマで集められたウェブサイトのグループだ。(現在、そのひとつは「大笑い」と名づけられていて、ユーモアサイトを集めている。「テックニュースツアー」にはEngadget、Gizmodo、Digg、Slashdotがまとめられている)。ユーザーの画面右下に現れる「ミッション・コントローラー」を利用して「ミッション」内のサイトからサイトへジャンプができる。

ユーザーは他のユーザーをからかうこともできる。ユーザーがウェブサイトに埋めた「地雷」を踏んでしまうと大爆発が起きる。鎧を身に着けていないとポイントが減点されてしまう。逆に、ユーザーはむやみに地雷を埋めるユーザーに「St Nicks」という仕返しをすることができる。この呪文をかけられると次の地雷が不発になってしまう。最後に、ユーザーはどのページにも「ポータル」という新しいウェブサイトへの入り口を設けることができる。クリックしてもいいが―向うには地雷が待ち受けている可能性が十分にある。

全体としてなかなか楽しい。私はCEOのJustin Hallを電話インタビューしている最中にGoogleに行ってみるよう勧めた。彼はみごとに私の地雷にひっかかって鎧にダメージを受けてしまった。たいへん面白かった。

地雷その他のアイテムを買うにはポイントを稼がねばならないのがこのサイトの興味深いところだ。まだユーザーの誰も訪問したことがないサイトを訪問するたびに2ポイントが与えられる。つまり単にウェブをサーフィンしているだけでポイントが貯まるのだ。またユーザーは地雷その他のアイテムを箱に入れて他のユーザープレゼントすることもできる。ゲームをテストしていたら、Justinの財務担当でCOOのMerci Hammonが地雷を10個くれたので、みんなJustinを狙って仕掛けてやった。

ポイントを集め、ミッションをクリアすることによってユーザーのレベルが上がっていく。ある段階からゲーム内で演じるキャラクターを選べるようになる。現在6種類のキャラクターが用意されている。2種類のキャラは乱暴者でそこら中に地雷やポータルを仕掛けて歩く。他の4種類は秩序の守護者で新しい有用なミッションを作ったり、他のユーザーを保護したりする。

こういうユーザーが作ったミッションは対象サイトのページビューを増やすので、サイトの運営者にとってはゲームに参加してミッションを作るインセンティブが存在する。このゲームで考えられるビジネスモデルのひとつは、ミッションにスポンサーをつけて、クリアしたユーザーにバッジなりポイントなり、何か賞を贈るというものだ。Justin Hallは「コミュニティーが成長してユーザーがこのサービスを実際にどう使うかが見えてきたら、いろいろなビジネスモデルを試してみたい」と語っていた。

ゲームをプレイするのは易しい。単にウェブページを見ているだけで。バックグラウンドでポイントが貯まっていくわけだし、他のユーザーとのコンタクトは(地雷を踏んだ場合を除いて)ユーザーがそう望んだときに限られる。もうひとつ、グラフィックスを含めたゲーム全体のデザインと筋書きが良く出来ているので感心させられた。もしこのゲームをプレイする機会があったらご注意。TechCrunchのページにはそこら中に地雷が仕掛けてあるぞ。

Gamelayers社は2007年9月に小規模なラウンドを実施して$500k(50万ドル)を調達している。出資者はOATV、Joichi Ito、Richard Wolpert。今のところこのゲームはプライベートなベータ中。公式ページから登録して招待状が来るのを待つ。

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(翻訳:Namekawa, U)