MySpaceのアプリケーション・プラットフォーム(いちおう)ローンチ

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MySpaceは、明日サンフランシスコに250チームのデベロッパーを集め、アプリケーション・プラットフォームを立ち上げる―といっても対デベロッパー限定だが―イベントを華々しく開催する。

大小のデベロッパーは来月いっぱい、OpenSocialに準拠した新しいAPを使って、MySpace向けアプリケーション開発をスタートさせる機会が得られる。今月一杯は、一つのアプリケーションをインストールすることができるユーザー数は10人程度に制限される。これはこの期間を厳密に開発、テスト、フィードバックのために充てるためだという。MySpaceは、デベロッパーを引き付けるために撒き餌を用意するようなことはせず、全員に平等な競争条件を保証している。3月になってこのプラットフォームのインストール制限が除かれ、一般ユーザーに実質的なリリースが行われるまで、アプリケーション・ディレクトリは公開されない。

開発に対するMySpaceのこの時間差的アプローチは、Facebookが当初からいくつかのパートナーを得てプラットフォームをなにもかも同時に公開したのと大きく異なる点だ。MySpaceのプラットフォームは、デベロッパーに標準的なキャンバスページとプロフィールのスペースを提供するが、デベロッパーはさらにユーザーの「ホームページ」(つまり他人には見せないスタートページ)にさまざまな機能を付加することができる。それによりデベロッパーは、プロフィール・ページには現れないプライベートな機能をユーザーに提供する有力な手段が得られる。例えば、デベロッパーはメールとRSSフィード機能を組合せて、MySpaceを、ソーシャルネットワークから出発しているにもかかわらず(おそらく、それを強化する形で)、ユーザー別にカスタマイズされたホームページとして利用できるようすることもできる。

MySpaceでは、プロフィールページにFlashを使うことができるが、その点を別にすると、デベロッパーが出会うのはほとんどなじみのものだ。キャンバスページは収益(広告、スポンサー、販売などの)上げるために使えるフリースペースとなっている。MySpaceは今回は独自の広告ネットワークをリリースしないが、将来はアプリケーションのデベロッパーがなんらかの方法で収入を得られるような仕組みを提供することを強く示唆している。デベロッパーはMySpaceに公開プロフィールとして掲載されているデータには全てアクセスでき、アプリケーションはユーザーの活動を「friends update」でフィードすることができる。

OpenSocialとの互換性に関して、MySpaceの代表は、MySpaceのプラットフォームの90%はOpenSocial仕様に準拠しており、したがってOpenSocialのデベロッパーは、MySpaceでアプリケーションを動作させるために若干の手直しをしなければならないという。しかし、同時にMySpaceはOpenSocialをデファクト標準とするために全力をあげて取組んでいるとも述べている。(ただし、当然ながら、BeboKickAppsがやったように、Facebookのプラットフォーム規格を利用して開発を行うという選択肢についても検討したかどうかについては口を閉ざしている)。

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(翻訳:Namekawa, U)