Google、中国で無料音楽を利用して百度に挑戦

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Google、アフリカで事業を拡張

googlecn1.pngGoogleは中国最大の検索エンジンBaidu〔百度〕に、無料かつ合法的な音楽を武器として挑戦する。

Baiduの成功は、主にトップページから音楽検索ができることによるものと長年言われてきた。レコード業界の抗議をよそに、百度の検索でひっかかってくる楽曲のほとんどは違法な海賊版である。百度は12月に中国の裁判所から「違法な楽曲であっても、単にリンクを張っただけでは著作権侵害にはならない」という勝訴判決を得ている。

WSJ.comが伝えるところによると、Googleの中国における新しい無料音楽サービスは、匿名の現地企業との合弁で、すでにかなり準備が進んでいるという。Googleはこのサービスで、多数の小規模レーベルに加えて世界の4大レーベルのうち3社との契約に成功し、楽曲の提供を受けることとなっている。正確な時期は明らかにされていないが、今月中にはローンチするものと見られてる。

音楽分野への参入はGoogleにとってこれが初めてとなる。今回のプロジェクトは直接的には百度対策だが、一定の地域に合弁を組める相手企業があって音楽の配信契約も得られれば、Googeが中国に限らず他の地域でも将来音楽サービスの提供を開始する可能性が出てきた。Yahooは1月には似たようなサービスを計画していると伝えられたが、実際には自社の音楽サービスを閉鎖してRealNetwork’sのRhapsodyサービスにユーザーを移管してしまった。この他、広告ベースで無料で音楽を提供する小規模なサービスは多数ある。いずれにせよ無料音楽サービスの分野でも小規模なプレイヤーはGoogleがいつなんどき進出してくるかと心配しなければならなくなったようだ。

アップデート: Googleのジョイントベンチャーの相手はTop100.cnらしい。

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(翻訳:Namekawa, U)