GumGumが、新しい画像ライセンスプラットフォームをスタート

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今日(米国時間2/13)GumGumは、意欲的な新プロジェクトを発表する。これはインターネットコンテンツのライセンシングのための新しいプラットフォームとビジネスモデルで、まず画像から始める。

インターネットで画像の海賊行為が横行しているのはご存じのとおり。ブロガーのPerez Hiltonは、有名人の画像を盗んだかどで告訴され、われわれTechCrunchも(ばかげた)嫌疑をかけられたことがある。あともちろん最近のLane Hartwellの大失態 debacleも忘れてはならない。

シリコンバレーのスタートアップ、Attributorは、コンテンツ所有者が自分の知的財産を追跡して、違反の実例を見つけるのを支援してくれる。しかしこれまで、インターネットでコンテンツをライセンスするためのいい方法を、まともに考えた人がいなかったために、パブリッシャーは大きいところも小さいところも、単にコンテンツを盗むいい口実になっていた。

GumGumの狙いはそこにある。現在の画像のライセンスは、独占、非独占にかかわらず定額料金がふつうだ。GumGumのファウンダー、Ophir TanzとAri Mirは、料金は表示回数で決めるか、広告サポートがいいと考えた。しかし画像の表示回数を追跡するのは容易なことではないので、まずそのためのプラットフォームを作らなくてはならなかった。

パブリッシャーは誰でもGumGumで画像を検索できる(現在、何社かの写真業者を通じて数千枚の画像が登録されている)。「Britney」を検索してみた。画像のライセンス料金はCPMベース(通常$0.20程度だが、コンテンツ所有者が決める)または広告入りで無料。

GumGumでは、画像は必ずFlashオブジェクトにして公開する必要がある。こうすることで表示回数を追跡して、正確に課金できる。Flashを使うとVideoEggによる対話型の広告を入れることもできる(VideoEggのFlash製品については、ここに書いた)。

下の2枚の画像は、1枚がCPMライセンス、1枚は広告ベースだ。

これで写真家は誰でも画像をアップロードして売れるようになった。そして、パブリッシャーは、アカウントを作って画像をライセンスできる。GumGumは、いずれビデオや音声やテキストのコンテンツも追加して、ライセンスできるようにするつもりだと言っている。

これでうまくいくのだろうか。

パブリッシャーにとって、画像を貼るのにFlashオブジェクトを埋め込まなくてはいけないのは、面倒に違いないが、GumGumが表示回数を追跡したり広告を入れるためには、これが唯一現実的な方法だ。小さなパブリッシャーは今後も画像を盗み続けるか、Flickrで無料で使える画像を探すに違いない。しかし、みんなが挙って使いたくなるようなキラー画像が出てきたとき、大勢の人たちにライセンスするにはGumGumはすばらしい手段になる。少なくとも興味ある実験であることだけは間違いない。

GumGumは昨年12月のシードラウンドで、友人と家族から$125k(12万5000ドル)調達した。ファウンダーの2人は、2007年に以前のスタートアップMojungleをShozuに売却したほか、自己資金$125k(12万5000ドル)をGumGumに投じている。

CrunchBase:AttributorGumGum

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(翻訳:Nob Takahashi)