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Mixx、関連した記事をクラスター化―Diggがそもそも思いつくべきだった

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DiggのライバルのMixxが送り出してくる新しい 機能の数々には感心させられる。(ただし、DiggのユーザーのMixxへの乗り換え ブームは一時的なものだったようだが)。

今週発表されたMixxの新しい機能は「Related Items」と呼ばれる。これは同じ事実を報道する異なる記事が競合してしまうというDiggも含めて記事共有サイト全体に共通する問題を解決しようとする手段だ。誰かがUSATodayから記事を投稿する。別のユーザーが基本的に同じ記事をWashington Postから拾ってくる。するとDigg上ではこれらは別々に投票の対象となって、ユーザーの票は分かれてしまう。その結果、単一の記事であった場合に比べてトップページに表示されるために必要な票数が増えてしまう。あるいは両方が表示されて重複になってしまう。Diggのシステムは投稿に際してまったく同一のURLへのリンクは発見できる。しかし「ほとんど同じ別の記事」を見分ける機能はない。

Mixxの「Related Items」機能は、いくつかの記事が「よく似ている」とシステムが判断した場合に、フラグを立てて注意を促すものだ。この場合「この記事はもう投稿されているかもしれません! 少なくともたいへんよく似た記事があります。下の記事を見てください 」という注意がポップアップする。投稿しようとしたユーザーは「関連がある」とされた記事を読み、かまわずそのまま投稿してもよいし、すでに投稿された記事に「似た記事」として付け加えてもよい。Diggにも既存記事によく似た記事をチェックしてフラグを立てる機能があるが、関連した記事をひとまとめにクラスター化する機能はもっていない。

新しく似た記事をクラスターに追加投稿するのは投稿者側にもメリットがある(新しい記事が加わればトラフィックが増える)し、ユーザーも同一問題に関してより詳しい、多様な視点が得られる。Mixxのクラスタリングがどのように行われるか、スクリーンショットを参照(クリックすると大きな画像が見られる)。

似た記事がクララスター化されるところはTechMemeによく似ている。 TechMemeはこの機能があるために、同じ事柄に関してすばやく多様な視点を得られるのでたいへん便利だ。

MixxはIntersouth PartnersとLA Timesが支援しているとはいえ、DiggとRedditというライバルに比べたらまだケシ粒のような存在だ。ComscoreはDiggには月間1200万、Redditには100万のユニーク訪問者があるとしている。Mixxは? たった4万5000だそうだ。新しい小さいサイトはComscoreが測定しにくい傾向があるので、たぶんこの数字は低すぎるだろう。しかしこのマーケットで2位を獲得するにも、行く手は長い長い道のりのようだ。

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(翻訳:Namekawa, U)