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Google Sites―16ヶ月もかかったがGoogleがJotspotを新装開店

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Googleは2006年10月にwikiをホストするサービスのJotspotを買収した。既存ユーザーのサポートは継続したものの、Jotspotは直ちに新規ユーザーの受付を中止した。16ヵ月近くたった今、JotspotはGoogle Appsの一員として、Google Sitesという名称で再度ローンチされた。

Google Sitesは、ホストされたwikiという点を除いて、Jotspotとは似ていない。Jotspotが2006年7月にローンチされたとき構造化されたデータのテンプレートはすべて取り去られた。ユーザーは、5つのベーシックなテンプレートの中から選ぶしかない。つまり、標準的wiki、Googleのガジェットが組込まれているダッシュボード、告知用のブログ風テンプレート、アップロードのためのファイルキャビネット、そして項目別リストのページである。ユーザーは、構造化テンプレートを新たに作成するのではなく、Google Docsのプレッドシート、プレゼンテーション、ワード文書に加えて、Googleカレンダー、 Calenders、YouTubeのビデオ、Picasaのアルバムの画像などをストレートにエンベッドして利用することができる。

Google Docsの同様、Google Sitesのwikiはプライベートにもできるし、共有も公開もできる。ユーザーは各種のテンプレートからデザインを選択できるが、サイトのルック&フィール自体をカスタマイズすることはできない。将来の話だが、Googleはこの新サービスのAPIをリリースする予定だと言っている。編集はリッチテキストエディタで行い、基本的なフォーマッティング機能が使える。

Google Sitesは無料のサービスで、容量には制限(10GB)があり、サポートも行われない。ユーザーはGoogle Appsのアカウントをスタンダード・エディション(これも無料)にアップグレードして、自分のドメインをこちらにマッピングすることができる。プレミア・エディションは、サービス品質の保証契約(SLA)、サポートに加えてさまざまな管理機能がついて、1ユーザーあたり年間$50(50ドル)で提供される。

すべてのwikiページにはRSSフィードがサポートされており、ユーザーはアップデートがあるたびにフィード配信される。

既存のJotspotユーザーは、当面以前からのプラットフォームが引続き提供される。またJotspotiからGoogle Sitesのwikiにポーティングするためのサポートが受けられる。

今日のインタビューで、Googleのエンタープライズ・マネージメントの責任者、Matthew Glotzbachは、Google Appsのもとで連携するプロダクト群を、Microsoftの高価なソフトウェアを買わなくても企業がさまざまなアプリを連携させることができるということで「Microsoft Sharepointのキラー」と呼んでいる。まだMicrosoft Sharepointの「キラー」というには早いだろうが、Google AppsはすでにGoogleの総売上の2-3%を稼ぎ出している。マイクロソフトに打撃を与え始める日はそう遠くない。

サンプル・スクリーンショットを下に。


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(翻訳:Namekawa, U)