SNS国際競争が加熱。注目株はHi5、Friendster、Imeem

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SNSの国際競争ではMySpaceとFacebookが頭ひとつの差でトップ争いの最中。comScoreによると2008年1月現在世界最大のSNSは依然としてMySpaceのユニークビジター1億900万人だが、Facebookも同1億100万人で、あと1歩のところまで追い詰めている(ただしFacebookは米国内のデータでは成長鈍化のサインが見られた)。

MySpaceとFacebookがどこまでも首位レースを続ける中、第2集団ではちょっと面白い動きも。全力疾走の短距離走者、転げるように歩く選手も混じっていて注目に値する。

第2集団のメンバー(Hi5、Freindster、Orkut、Bebo、Imeem)は全員、世界ユニークビジター数では先頭メンバーの大体3分の1から4分の1といったサイズなので、上のグラフでは各社のパフォーマンスだけ抜いてみた(第1位MySpaceと第2位Facebookを入れると見づらいので)。

1月の統計を見ると、第3位Hi5(赤)と第4位Friendster(青)が、安定したペースを維持したグーグルのOrkut(第5位、緑)、第6位Bebo(黄)との差を引き離しビョンと伸びている。後ろからぐんぐん追い上げているのが第7位Imeem(紫)で、ここは第8位Multiply(グラフ圏外)を追い抜いた。

以下チャートは上位6社の統計だ。—ここに入ってないImeemは2008年1月の世界ビジター数が1780万人、年率477%の成長となっている(Multiplyも前年比203%増の順調な伸びを見せ同1760万人に達した)。

Hi5とFriendsterでは、国際市場での成長が試合プランの主要なパートを占める。例えばFriendsterなんて米国内ではすっかりみんなのレーダー圏外に脱落という感じで忘れ去られているが、これが今やアジア最大のソーシャルネットワークなのだ。 Friendster利用者の多い国トップ5はフィリピン、インドネシア、マレーシア、米国(居残り組とアジア系の加入が増えた分だろう)、シンガポールとある。

Friendsterはアジア現地ポップシンガーのファンのためにプロフィール専用ページを開設し、9月以降新たに4ヶ国語版(中国語、日本語、韓国語、スペイン語)をオープン。サイト向けに開発者がアプリを作成できるようにして成長をキープした。

Beboは$1B(10億ドル)で売れたという噂なので、じゃあ、FriendsterとHi5はそれ以上の価値で売れるのかというと、そうとは限らなくて、売却相場は実際のメンバー構成、クリックスルー率、他の金融要因によって決まるところがある。えてして広告主は宣伝キャンペーンはエリア別に対象を絞りたがるものだ。日・米・欧より一人当たりの購買力が低い人口が対象の広告には広告料も出し渋る。つまり、メンバー全てが広告主にとって等価とは限らないし、従って企業買収の買い手にとってもそれは同じことが言える。とは言え米国内ではそろそろSNSが飽和に達してきているので、成長を維持するにはみんな国外に目を向けるしかないのである。

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(翻訳:satomi)