ニュース
Microsoft / マイクロソフト(企業)
Google / グーグル(企業)

Google Healthよ、ベーパーウェア風の前振りはいいからトットと公開せよ

次の記事

動画発掘&放送サービス「Magnify.net」が$1M調達

google-health-logo.pngグーグルのマリッサ・メイヤーが今日(米国時間2/28)、長らく待望の、遅れに遅れた「Google Health」のティーザー(予告動画)をまた出した。

グーグル公式ブログの記事でスクリーンショットを何枚か出して(下)、消費者が期待できそうな大枠を説明しているのだが、先週発表となったCleveland Clinicでの試験利用を別にすればGoogle Healthの実際の業務開始がいつになるものやら、具体的は話は何もない。

そうこうする間にも、マイクロソフトは競合サービス「HealthVault」をとっくの昔(昨年10月)にローンチしてしまってる。

HealthVault同様、Google Healthでも医師・病院から自分の健康記録をダウンロードし、自分専用の病歴プロフィールを作ることができる。さらにこれまたHealthVault同様に医師検索ができて、自分の健康管理用のオンラインツールも提供していく。Google Healthにログインして自分の健康プロフィールを開くと、そこで病状・投薬・アレルギー・手術・検査結果・薬物反応;医療機関連絡先に関する情報が確認できる。 Google Healthを構築する上でグーグルのエンジニアが特に力を入れたキー領域は、医療記録のセキュリティおよびポータビリティの部分という。

が、本当の戦いは「どこがサードパーティーの健康関連アプリの事実上の標準(デファクトスタンダード)になれるのか」。 HealthVaultは既に業界のパートナー各社から契約を取っている。 グーグルにもグーグルなりのアプローチはある。これはOpenSocialの医療ケア版のようにはいかない。医療はもっと一般的発想のものであり、医療ケア専用アプリのほとんどはウェブアプリではない、そこが問題で、病院や個人医院が使ってる昔ながらの技術で走るよう作られている。グーグルはこうしたアプリをウェブにポートできるよう必死で支援を行っているのだ。

メイヤーはこう説明する。:

今の段階では自分の主治医のカルテ、処方薬の履歴、検査結果といった情報を自動的にGoogle Healthにインポートし、自分のデータに簡単にアクセスし、管理できることを意味します。いずれはプラットフォーム戦略の結果、サービスやツールを簡単に使ったり、診断の予約を取ったり、足りなくなった薬を処方してもらったり、新しい健康ツールを使えるようになるでしょう。

医療は依然としてウェブでは大半が手つかずのまま残ってる市場。誰であれ参入に先駆けた者には巨大な新市場が開ける(グーグルとマイクロソフトの両社が手にするのは健康関連検索と、極めて価値の高いターゲット広告)。 ティーザーはもう沢山だから、今こそ現実にサービス公開に踏み切るべき時だろう。

それにしても、この場合(オンライン医療サービスに関しては)グーグルがベーパーウェアで、マイクロソフトと立場が逆転しているところが面白い。

google-health-small.png

google-health-home.png

[原文へ]

(翻訳:satomi)