残念ながらMicrosoftのオンラインソフトに関する持ちネタはこれっきりらしい

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先週末、Nick Carrの記事に端を発する「MicrosoftはMS Officeのオンライン版をリリースするらしい」という噂でシリコンバレーは大いに盛り上がった。ソフトウェアとストレージがいよいよクラウド(インターネット)へ本格的に移行していくという期待がふくらんだ。

しかしどうもこのウワサはガセだったようだ。少なくとも近い将来には、Microsoftには上述のような計画はないらしい。今夜(米国時間3/2)、MicrosoftはSharepointソフトウェアとそのサービス提供戦略の拡張を発表した。これによると、企業はソフトウェアをローカル・コンピュータにインストールすることなしにSharepointの多くの共同作業の機能を利用できるようになる。Sharepointは2007年9月に最初にリリースされた。

これはウェブ・ベースのOfficeではない。したがってGoogleが提供するAppsやDocsのライバルになるような製品ではない。依然としてローカル・コンピュータにOfficeその他のMSのソフトウェアのインストールが必要、という中途半端なアプローチだ。Sharepointの売り上げは多少減るが、$16B(160億ドル)のMS Officeのビジネスは安泰、というわけだ。

つまりMicrosoftは、またもGoogleにゆっくりランチを食べる時間を与えたことになる。

これ以上思いがけぬことが起きなければ、状況はこういったところだ。私はMicrosoftのPRにメールで「これがウワサの大ニュースの発表なのかい? ここ1、2週間のうちにオンライン・ソフトウェアに関してなにか他にもっと発表はないのかね?」と問い合わせてみた。すると 「噂にいちいちコメントはできないが、〔オンライン・ソフトウェアとして〕関係がある話なので教えてあげたわけだ」という返事が来た。

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(翻訳:Namekawa, U)