Kleiner Perkins、iPhoneアプリのための$100MのiFundを発表

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apple-ifund.png今日、AppleのiPhoneソフトの開発者キット発表会でJohn Doerrが舞台に立ち、iPhone用アプリを作るスタートアップに投資する$100M(1億ドル)の基金を発表した。「一緒に作り上げる素晴らしい新企業を見るのが待ちきれません」とDoerrは話す。その基金はKleinerのMatt Murphyが率い、iFundという名称になる。Kleiner Perkinsのウェブサイトによれば:

KPCBのiFundは$100Mの投資イニシアチブで、画期的な新しいiPhoneとiPod touchのプラットフォームを拡張する、市場を変えるようなアイデアや製品に資金を提供するものだ。iFundはサイズや投資段階にとらわれず、アプリケーション、サービス、コンポーネントを構築する企業に投資する。また、ロケーションベースのサービス、SNS、Mコマース(広告や支払いを含む)、コミュニケーション、エンターテイメントなどの分野に重点を置いている。iFundがバックアップするのは、iPhoneとiPod touchのプラットフォーム上に独立した永続的な企業を築くことを視野に入れている、変化させる力を持ったインパクトの強いアイデアを追及するイノベーターだ。

もしより小規模なものであるとすれば、iFundはFacebookのアプリへの投資を発表した同様の基金、$10M(1000万ドル)のfbFundBay PartnersによるFacebook専用の基金を踏まえたものになっている。

スティーブ・ジョブズは本当にiPhoneを産業にしたがっており、その活性化のために$100MでKleinerを獲得した。それはiPhoneだけを扱うスタートアップができるきっかけとなるはずだ。我々が資金提供を受けられたらいいと思うのは、例えば、iPhone専用SNSや、iPhone上で動作するFlashを作ることができる企業だ(それが実現したらすごい)。左にあるのはiPhone上のElectronic ArtのSpore(9月リリース予定)。

iPhoneにはユニークな機能が多い(加速度計アプリだけを作るスタートアップだって可能)。でも、それらの機能はすぐにコピーされてしまう。近頃はどこを向いてもタッチスクリーン付きの電話を見掛ける。iPhone専用で、他のモバイル機器には使えないアプリを製造する会社を興す意味なんてあるのだろうか? たぶんこれからは、まずiPhone用のアプリを開発して、それから他の携帯電話にそれを移植するスタートアップが出てくるだろう。

とはいえ、$100Mの新しい基金なんて必要じゃない。iPhoneがモバイルウェブアプリケーション用の現実のモバイルプラットフォームになる過程で、それはもうわかっている。実際の第三者アプリケーションは6月まで利用可能にはならないが、開発者は今日からアプリの構築を始めることができる。

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(翻訳:Megumi H.)