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FriendFeed、ご注意! ―Socialthing!はもっと使いやすい

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SNSの情報を統合するアグレゲータは今や無数にある(マイクは有名どころを集めてここで解説している)。この中では2つの理由でFriendFeedが今のところ目だっている。まずファウンダーが元Google社員ということ、次に、その結果ユーザーインタフェースがクリーンで使いやすいデザインだという点の2つだ。

しかしFriendFeedに強力なライバルが現れた。TechStarsからのスタートアップ「Socialthing!」だ。こちらのほうが、友達がウェブ上で今何をしているかを知るのに、FriendFeedよりさらに使いやすい。

Socialthing!は今日(米国時間3/10)、正式にプライベート・ベータを開始した。 TechCrunchの読者1千人が先着順で招待されている。サインアップ時に「TechCrunch」という招待コードを入力すること。(ただしアカウントが作成されるまでに数日かかる)。このサービスがFriendFeedと大きく違うところは、動静をモニタすべき友人の設定のし方にある。FriendFeedの場合、ユーザーが手動で友達リストを作らねばならないのに対して、Socialthing!はユーザーがこういった友達リスト作りにはうんざりしているだろうと察してくれて、ユーザーが参加しているSNS上で誰が友達なのか自動的に情報収集してくれる。

この程度の違いではたいしたことには聞こえないかもしれないが、Socialthing!のアプローチは単にセットアップ時だけでなく、長期的な友達リストのメンテナンスをずっと容易にする。Socialthing!にサインアップしたら、後はFacebookなりPownceなりに対するログイン・データを入力するだけだ。時間が経っても新しい友達の追加に頭を悩ませる必要はない。誰かと新たに友達になるとシステムが自動的にそれを認識してくれる。コレに対してFriendFeedではユーザーが明示的に友達を指定しなければならない。(当初のセットアップの際は、1人1人、手で入力するか、あるいはFacebookまたはGmailから一括インポートする。その後も新たな友達ができるたびに追加していく)。

もう一つ、Socialthing!がFriendFeedより優れているところは、ユーザーがSNSにデータを送り返せることだ。(誰かのtweetに返信しようと思えば、Socialthing!内から直接そうできる)。コレに対してFriendFeedができるのはSNSからデータを読み出すだけで、送り返すことはできない。

ただしFriendFeedの方が一般により手間がかかるものの、こちらのアプローチにも特有の利点がある。FriendFeedでは「友達の友達」をフォローすることができるし、ユーザーが自分では利用していないサービスからのアップデートを受けることもできる。こういうことができるのはFriendFeedのほうがユーザーがより自由に個々のフィードの設定をできるからだ。FriendFeedはまたSocialthing!よりサポートするSNの範囲が広い。(28 対 11。ただしFacebookのアップデートがなぜかFriendFeedでサポートされていないのが目立つ)。とはいえ、時間がたてばSocialthing!も差を縮めてくるだろう。

結局、FriendFeedがSocialthing!に勝てるかどうかは、一般のユーザーの関心が新たなコミュニティーを形成することに向いているのか、それとも既存の友達の動静を手軽にモニタしたいのかにかかっている。私は後者ではないかと感じているのだが。

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(翻訳:Namekawa, U)