Mullenweg反論でAutomattic(WordPress) vs. SixApartの舌戦激化

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グローバルか死か―ローカル市場狙いのスタートアップに未来はない?

AutomatticファウンダーMatt Mullenweg(WP共同創設者)が、またまたライバルSixApartに対する罵詈雑言をエスカレートさせた。火曜(米国時間)のTwitterメッセージの応酬に続き、今度はブログに新記事を書いて攻撃しまくっている。

目立つところだけ拾ってみよう。:

Movable Type(MT)でTypepadとかVoxが作れるわけ? たぶん無理じゃないか。特に、ブログや記事を複数以上持ってる人はそれ(Typepad)が軋る音を立てながらゆっくり止まると言っているわけだし。そうと気づいたMetblogsはWordPressに乗り換えた…。

Automattic(+他の人たち)ではGPLソフトウェアを完全サポートできる。そして、われわれがサポートする全てのものは唯一このライセンス(GPL)に準拠している。Movable Typeには8種の異なるライセンスがあり、“オープンソース”なものはサポートが一切できないときてる…。

Movable Typeは現在シックスアパートが抱える唯一のオープンソースな製品ラインだ。シックスアパートはLivejournalを捨て、一般公開のバグ・トラッカーさえ備えていない。OS(オープンソース)化を発表したのは、もう9ヶ月以上も前の話だというのに!…

Movable Type(MT)はかつて市場のリーダーだった。自己ホスト市場における市場シェアは90%を上回った。今、彼らが“ページ”、“ダイナミック・パブリッシング”と呼んでいるものはWordPressが4年以上昔からやっている機能だ。イノベーションも、トップページのボトムで“次の投稿”をクリックするといった基本的なことが未だにできていない。

記録のため断っておくが、彼らがMTのライセンスをポジティブな方向に向けてくれたことは僕も嬉しい。これで彼らも、MT3の時みたいに自社カスタマー裏切るようなことは出来なくなった。でも、このプロジェクトがコミュニティとして認めてもらえるまでにはまだ長い道のりがあるだろう。

確かにシックスアパートの歴史を見ると、オープンソースとの関係性、自社コミュニティのケアはあまり良くない(これは僕が弁護すべき話でもないだろう)。しかし、 Automatticにしたところで最大の収益源「Akismet」はオープンソースではない(プラグインではなくサービス)し、WordPressがコメントスパムにネイティブで対処できない失敗から利を得ているサービスだ。そうと知って読むと、Mullenwegのコメントもなかなか興味深いものがある。

以上のことに、AutomatticがWordPressを自社所有物のようにコントロールしている事実を加味すると、「Mullenwegも利益の衝突がある建て前上、高尚なこと言える立場じゃないでしょう」という意見もありそうだ。言い伝えにもあるではないか、「ガラスの家に住んでいる者は石を投げてはならない」と…。

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(翻訳:satomi)