MeeboにSlideの半分の価値はあるか?

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投資銀行家のMichael Montgomeryだが、もしこのVentureBeatの記事が本当なら、テクノロジー専門のバンカーとしてまだまだ手腕があるところを証明できるチャンスがありそうだ。噂というのは、MeeboがMontgomery & Coを代理人に雇い、Meeboの企業価値をなんと$250M(2億5千万ドル)に評価した資金調達ラウンドを行わせようとしているというもの。

もしこれに成功すればMeeboの価値は最近Slideに説きつけられて市場が付けた価格、$500M(5億ドル)の半額ということになる。Slideにこの値段を付けるため陰で働いたのがMontgomery & Co. のライバル、Allen & Co.だった。

実際、Allen & Co.は最近のホットなスタートアップを残らず代理しているような印象を与える。そのSlideの巨額の価値評価を引き出したのもそうだし、最近のBeboのAOLによる買収、 現在も継続していDiggの売却交渉、等々。これに対してMontgomeryはこの間、Technoratiの最近の資金調達と売却の試みのようなもっと地味な案件に関わってきた。もしMontgomeryがMeeboの件を首尾よくまとめることができれば、シリコンバレーのスタートアップは大規模な取引でAllen & Co.ばかりを頼りにするということがなくなるかもしれない。

果たしてMeeboはSlideの半分の価値があるだろうか? 正直に言うと、私はSlide自身がSlideの半分の価値があるかどうかも怪しいと思っている。しかし、Meeboは潜在的にはもっと面白いプラットフォームではある。Meeboはさまざまなアプリケーションと完全に同期して稼動するチャットの世界を作りあげた。たとえばオンライン・ゲームなどはMeeboの世界にちょうどぴったりフィットするはず。

しかしComscoreによると、Meeboは月間わずか460万のユニーク訪問者しかないとう。会社の価値を2億5千万ドルに評価すると、訪問者1人あたり$54の計算になる。これはComscoreによると2200万の訪問者があるBeboにAOLが支払った額が1人あたり$39だったから、それより相当高いことになる。私は今回の資金調達がまとまる前に評価額はあと、1、2段階落とさざるを得ないのではないかと思っている。しかし、そうではなく、Montgomeryがいい仕事をして投資者を説得し、この条件での資金調達に誘い込むのに成功するかもしれない。

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(翻訳:Namekawa, U)