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映画はもういいから、コンサートに行こう

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音楽CDの売上が急降下し、長期的にみて録音された音楽がますます無料化に向かう中で、アルバムリリースの販促手段となっていたライブミュージックが、ほとんどのアーティストの主要な収入源となりそうだ。それもビッグネームを含めての話。

iTunesの聴取習慣からお気に入りの音楽を推測して、それらのアーチストのコンサート予定を告知するiLikeのようなサービスが人気を得始めているのはそのためだ。比較的最近スタートしたSongkickは、さらにその先を行っており、高度なアルゴリズムを利用してユーザーが好みそうな曲を(ユーザーがまだ聴いたことのないもの)も含めて推測、そのアーティストの地元でのライブショウへの参加を誘う。

Songkickの創立者、Ian Hogarthによれば、アメリカの大人の70%は毎年1度はライブのコンサートに足を運ぶが、アメリカ人全体で見ると、映画にはコンサートの35倍もの金をかけているという。Hogarthは「だからライブ音楽市場の規模を拡大できる可能性は十分ある。しかしそのためには<誰が>、<どこで>、<いつ>という情報がさらに適切に提供されることが必要だ」と主張する。

TechCrunchは、昨年ローンチした際にSongkickを取り上げ、最近「Alexaの音楽版」プロジェクトが進行していることを紹介した。今日、彼らはさらに機能をリリースし、新しい資金調達のラウンドを発表した。

Songkickは、現存者を中心に(死んだアーチストは普通ツアーに出ない)、約100万のアーティストをデータベースに収めている。ユーザーはSongkickのサイトから直接、あるいはiTunesのプラグイン(Win/Mac)から推薦コンサートの情報を得ることができる。そして新たに、Songkickはデータベースをパートナーに開放した。大手のパートナーは専用のAPIを使用する(楽曲検索エンジンのSeeqPodはこれを行う)。小規模なサイト(例えばミュージックブログ)は、そこで議論しているアーチストのコンサート情報やその他のコンテンツを、バンド名を自動的に決定し、コンサート予定へのリンクを挿入する"BandSense"という新しいサービスを使って記事に挿入することができる。

APIパートナーは、収入をSongkickと50/50で折半する。小規模サイトは暫定的に収入の全部を得る

Songkickは、Y Combinatorのスタートアップの一つとしてローンチ、少額を出資を受けた。今日発表された2回目のラウンドには、The Accelerator GroupSoftTech VCが出資した。この会社は、Ian HogarthPete SmithMichelle Youによって創立された。

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(翻訳:Namekawa, U)