Sharpcast、デバイス間のデータ同期化のためのSugarSyncを(ついに)リリース

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この4年間、Sharpcastは、基本的なニーズの解決を約束する技術にひっそりと取り組んできた。その技術とは、今使っている機器に関係なくファイルにアクセスする技術だ。

今日、SharpcastがついにSugarSyncをお披露目した。これはデスクトップコンピュータ、ノートパソコン、携帯電話、そしてTVとの間であっても自動的にデータを同期化することを約束する消費者製品だ。これは、デバイス間で写真を同期化することができるフォトアプリケーションの最初のバージョンを同社が発表してから1年後のリリースとなる。以前は「ハミングバード」と呼ばれていたSugarSyncは汎用の同期化システムで、その当時期待されていたものだ。しかし、フォトアプリがコンセプトの証明でしかないことがわかった。

フォトアプリではユーザーがiPhotoやPicassaを始めとする他のアプリを使うことをあきらめなければならないが、 SugarSyncはファイルシステムのレベルからファイルを同期化する。一度SugarSyncクライアントをダウンロード、インストール、設定すれば(WindowsでもMacでも利用可能)、ユーザーはファイルの編集や整理にSugarSync専用のプログラムを使わなくてもいい。同期化のために設定されているフォルダにそのファイルが存在する限り、Sharpcastのクラウドストレージだけでなく、全ての同期化されたコンピュータでもファイルが最新の状態に保たれる。コンピュータ上のファイルに変更を加えると、両方の機器の電源がオンでインターネットに接続しているという前提で、そのファイルはノートパソコン上でも瞬時にアップデートされるのだ。また、どこに行こうともウェブブラウザでこれらの同期化されたファイルにアクセスすることもできる。

もしこれがFolderShareMozy、あるいは(先週私がべた褒めしたDropboxのようなものに思えるなら、それはこの4つに重なる部分が多いからだろう。バックアップに重点を置いたMozy以外は全部、デバイス間のファイルの同期化に使える。

ところが、これらは根本的な部分で異なっている。Dropbox上のファイルは特定のフォルダに保存されなければならないが、SugarSyncでは同期化のためにハードディスクのどんな場所も選ぶことができる。Dropboxと同程度の共有機能を準備しているとSugarSync側はいうものの、現在のところ他の人とのファイルの共有はDropboxの方がもっと簡単だ。また、SugarSyncにはファイルのバージョニングがないが、Dropboxにはある。その他、FolderShareでは全てのデバイスの電源が入っていなければならないが、SugarSyncではその必要はない。

たぶん、SugarSyncはモバイル機器やTVのファイルへの同期化をサポートすることで他のソリューションとは最も異なっている。BlackBerryかWindows Mobileのデバイスを持っていれば、電話からのファイルの同期化を簡単にするアプリケーションをインストールできる。例えば、カメラで写真を撮ると、自動的にデスクトップの写真のコレクションに追加される。iPhoneなどのサポートされていない携帯電話は、モバイル版のSugarSyncサイトからブラウザでファイルにアクセスするのに使える。

全体として、現在の限界を差し引いてもSugarSyncはとても期待できるサービスだ。とはいっても、システムを最大限に活用するためには、帯域幅とお金の両方が必要だ。無料版はなく(利用料は10GBが年$50、30GBが年$100)、メディアへコレクションの最初のアップロードには時間がかかる。でも、会員全てに40日の無料トライアルがあるので、少なくとも試してみる価値はある。

アップデート:ここからSharpcastにサインアップした最初の200人の読者は2年間50%オフの特典がある。

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(翻訳:Megumi H.)