Sequoia Capitalが説くスタートアップへの福音

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ビジネスの指針を求める起業家にとってまず最初に見ておくべき場所はSequoia Capitalの「維持可能な企業の構成要素」だ。

目新しいものではない。これらの指針はSequoiaの投資方針を何十年にもわたって支えてきたものだ。しかし金融市場の混乱がガンのようにシリコンバレーにも拡大してきてベンチャーキャピタリストもここ2年ほどの気楽な投資態度を改めつつある現在、スタートアップが何であれ間違いを犯す余裕は大きく狭まった。以下のリストはスタートアップが起業初期に犯しやすい間違いを避けるための灯台の役割を果たすはずだ。

われわれがこのリストのことを思い出したのは、最近TechCrunchのインターンの一人、Bryan Scottがこのリストが彼にとっていかに重要な考えを述べているか書いたからだった。私は昨日と今日、起業家の友人たちに非公式にアンケートを取ってみた。すると驚いたことに、このリストを読んだことのある人間はほとんどいないことが分かった。

ここで述べられている原則は全ての新しい企業に当てはまるものではない。しかしベンチャーキャピタルを導入して成長を図るスタートアップにとっては成功へのカギとなるコンセプトを含んでいる。私自身もこれらのアイディアについて過去に記事を書いてきた。しかしオリジナルのシンプルなリストが一番強い説得力がある。なんといってもApple、Google、Yahoo、Cisco Systems、Oracle、PayPal、YouTubeを生んだ会社の金科玉条なのだ。下記の各条を吟味して、すべて守られているからといって成功が保証されるものではない。しかし無視するようであれば失敗することは間違いない。

私はこの短い文は「アリーナの男」と並んで起業家の必須の読み物だと思う。

維持可能な企業の構成要素
下に示すような特長を備えたスタートアップは多くの場合ビジネスを成功させ、維持可能な安定した企業となることが知られている。われわれはこういった企業とパートナーとなることを望んでいる。

明快な目標

会社のビジネスを名刺の裏に書けるくらいに簡単に要約せよ。

大きな市場

急成長や変化が見込まれる既存の市場をターゲットにせよ。潜在的に$1B(10億ドル)の規模がある市場ならエラーをしても取り返せるし、成長の余地が大きい。

リッチな顧客

変化に率先して対応し、ユニークなサービスにはプレミア料金を払うような顧客をターゲットにせよ。

集中

顧客は「はっきり一つのことについて価値があるシンプルなサービス」に金を払うものだ。

飴玉

i顧客にとって焦眉の重要課題を取り上げ、説得力ある解決策を提示して喜ばせよ。

独創性
常に常識に挑戦せよ。裏道を探せ。新しい解決法を提示せよ。ライバルを出し抜け。

チームのDNA
会社のDNAは最初の90日で決まる。すべてのチームメンバーに最良、最優秀な人間を充てよ。Aクラスのファウンダーの下にはAクラスのチームが集まる。

アジリティー
ステルスとスピードがあれば大企業をやっつけることができる

倹約
金は本当に重要なことだけに使え。金の使途には収益を最大にするよう優先順位をつけよ。

猛火
少い資金でスタートせよ。規律と集中力が養われる。優秀な技術者による優れた製品を待ち望んでいる巨大な市場には簡単に火がつく。

[原文へ]

(翻訳:Namekawa, U)