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Mixwitのミックステープと、幅広いソーシャルメディアへの野望

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Mixwitは埋め込み用ミックステープ(カスタムプレイリストとも呼ばれる)を簡単に作れるようにするサービスだ。われわれは数週間前、Y CombinatorのDemo Day概要の一環として同社を取り上げたが、全貌はまだ紹介していなかった。

似たような名前のMixalooはレコード会社公認の楽曲を提供しており、ユーザーはプレビューの30秒以上を聞きたいときは購入が必要だ。Mixwitの違うところは、曲をSeeqpodという、メジャーなアーティストのフル楽曲をインデックスしているMP3検索エンジンから取ってきていて、料金は取らないことだ。たしかにSeeqpodの曲は、全部が高音質というわけではないが(全く使えないものもたくさんある)、しょせんはタダだ。

どちらの会社も、ネットを横断するさまざまなミックステープを提供しているが、Mixwitは無料という点で有利な位置にいる(Mixalooも、ミックステープを作った人と収益分配しているのだが)。さらにMixwitは、ミックステープそのもののルック&フィールをカスタマイズするためのツールも、数多く提供しており、自己表現の幅を広げている。ユーザーは、見た目のいいスキンをコレクションの中から選んだり、自分でイメージをアップロードしたり、陰影や光沢などの設定をいじったりできる。

このようにMixwitでミックステープを作ったり共有したりするのは簡単で効果的だ。しかし、私が特に興味があるのは、Mixwitが提供内容を拡張して、さらに完全なオンラインメディアソリューションにしようと計画していることだ。同社のファウンダーらは、この会社をSlideとiTunesをかけ合わせたものであると好んで説明しているが、これはさまざまなウェブサービスのAPIを活用することによって、ウェブに広く存在するコンテンツを集めてくるブラウザー内メディアプレーヤーを公開する計画があるからだ。Seeqpodのほか、FlickrYouTubeSkreemrのサポートも追加する予定だ。さまざまなメディア(音楽、写真、ビデオ等)をマッシュアップして、ブックマークし、プレイリストにまとめてウィジェットやプレーヤー自身を通じて友だちと共有しようという発想。

この製品は、まだ設計段階にすぎない(2番目の画面イメージは単なるサンプル)。しかし、その発想は期待できるものなので、ソーシャルネットワーク愛好家の間で大ヒットする可能性がある。Mozillaベースのデスクトップアプリで、これもまたウェブのメディアプレーヤーの座を狙っているSongbirdのブラウザーベースの親戚のようなものだともいえる。

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(翻訳:Nob Takahashi)