ヤフー、新たにスター社員の引きとめ策を発表

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独立を守る戦いの真っただ中にいるYahooだが、有力な社員に「金の手錠」的なストックオプションを与え始めた。このストックオプションは、「重要な貢献をしている一般社員」に与えられるもので、幹部には資格がない。

このストックオプションは、最近発表されたYahooの退職プランの変更に続くもの。こちらは、支配権の移行(例えば、マイクロソフトによる買収)や雇用の打ち切りの結果生ずる、従業員ストックオプションの行使待機期間の短縮や離職手当を規定したもので、Yahooの全従業員に適用されるものだった。

新しいプランは、Yahooの従業員の中でも選ばれたグループ、ある筋の表現によると「ロックスター」だけに適用される。彼らはすでに、通常の分配のほかに、特別な(しかも多額の)株の配分を受けている。オプションのサイズは自由裁量だが、今受けているものと同等になると思われる。情報筋によると、Yahoo社員の20人に1人ぐらいがこのオプション提供の対象となるらしい。

新しいオプションでは行使の待機期間も短縮される。通常のオプションには4年間の行使待機期間があり、その期限が到来する前に辞めてしまえばストックオプションは消失する。ところがロックスター・オプションは、たったの18ヵ月で行使可能になる。これにはYahooが2月に発表した待機短縮条項も適用されるので、もし会社が買収されたり、解雇され(あるいは特定の条件の下で離職し)たりすれば、対象社員はオプションを全額取得できる。

Yahooの中では、有力な社員がこういった特別なストックオプションを貰っていることはよく知られているらしい。しかしそんな恩恵に浴さない圧倒的多数の社員からのボヤキはまだ聞こえてこない。おそらく他人をうらやむ暇もなく、自分の職がどうなるかで頭が一杯なのだろう。

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(翻訳:Namekawa, U)