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Diller会長、IAC分割をめぐる訴訟に勝つ

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barry-diller.jpgIACのCEO兼会長Barry Dillerが本日(米国時間3/31)、分割に反対していたLiberty MediaのJohn Maloneに勝訴した。これでDillerもやっとInterActive Corp.5分割プランを実行に移せる。

分割後はHSN、Ticketmaster、Lending Tree、Interval International、新IAC(Ask.com、Bloglines、Citysearch、Evite、iWon、Match.com、BustedTees、Vimeo、GarageGames、CollegeHumor)の5社に分かれる予定。MaloneはIAC筆頭株主としてスピンオフを未然に食い止めようと働きかけていた。

この金融策が株主に何がしかの価値を“解放”するかどうかはまだ分からない(もしそうなら僕にとっては驚きだ)が、IACが我体の大きな多頭竜のモンスターで、その事業内容も本質の異なる互いに何ら関連性のない事業の集合体であることは疑問の余地がない。昨年11月にも書いたように:

Dillerは今後もIACのCEO兼会長として、引き続き30ものウェブサイトを持つことになる。ともあれ、ようやくこれで少なくとも各事業が自立できるようにはなった。住宅ローン危機のあおりでHome Shopping Networkが不調になったために、Lending Treeの評価が下がるというのはどう考えても理にかなっていない。IACの持ち主株会社モデルは安定した事業の収益で傘下のスタートアップをカバーすることはできたが、大規模事業の問題を小規模事業で取り戻すのは、いかに急成長していようとも困難だ。

試行錯誤で分かったことだが、問題は基盤となるウェブビジネスがDillerが期待したほどには急成長しなかったことにある。 Ask.comは検索市場におけるシェア倍増の目標を達成できなかった。Ticketmasterもチケット再販市場で伸び悩み、eBayが抱えるStubHubに対抗するにはTicketsNowを$265M(2億6500万ドル)で買収するほかなかった。

独立後、IACはウェブのスタートアップともっと効率良く競争していけるのだろうか? それとも単なるWeb 1.0の寄せ集めで終わるんだろうか?

(写真クレジット:JDLasica

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(翻訳:satomi)