GoogleによるSkypeの買収/提携の発表近づく?

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複数の情報源から耳打ちされたところによると、GoogleとEbay傘下のSkypeとの間で何か大きなことが進行中らしい。実際、数週間前から両社が話し合っているという噂が出ていたが、情報源の質があまり高くなく、裏を取れずにいた。しかし、今回の新しい情報によると、実際両社は交渉を行っており、提携、あるいは買収さえもありうるとのこと。発表は近日に迫っているという。

Skypeは2005年後半に$3.1B(31億ドル)でebayに買収されたが、その後はむしろebayの首にぶらさがったお荷物になっていた。 2007年10月、eBayはSkypeの共同ファウンダー、Niklas ZennstromをCEOの地位から解任した。理由はSkypeの財政的状態がいっこうに改善されないのに業をにやしたためといわれている。ebayはSkypeの株主向けに約束されていたアーンアウト〔業績に応じた買収割増金〕を大幅に値切り、この買収に関連して$936(9億3600万ドル)の一時損失を計上している。

明らかにeBayはSkypeを厄介払いするか、大幅に業績を向上させるかを望んでいた。

これと対照的に、Googleは音声コミュニケーションのマーケットに支配権を打ちたてようと動き始めたところだ。GoogleのVOIPサービスとしてはGTalk、無料の411サービスがある。また昨年、複数の電話番号を一元管理するサービスのGrandCentralを$50M(5千万ドル)で買収している。

これらのGoogleのサービスはすべてプロダクト・マネジメント担当副社長、Salar Kamangar と彼の新しい右腕、Bradley Horowitzの指揮下にある。このグループのほかの重要人物しては、 GrandCentraの買収を進めた立役者、Wesley Chen(プロダクト・マネージャー)、GrandCentralの共同ファウンダー、Craig WalkerとVincent Paquetらがいる。

以上名前を挙げたメンバーはラスベガスで開催中のCTIA ワイヤレス・カンファレンスに出席しているはずだが、われわれの聞いたところではラスベガスに来ていないか、少なくとも予定されていた会議に現れていないという。(読者が彼らをカンファレンスで見かけたらご一報をお願いする)。もちろん、カンファレンスに出席していないからといって彼らがSkypeとの買収交渉で忙しいということにはならない。しかし事情をよく知る情報源からの報告と考え合わせると、両社の間に何かが起きつつあると考えても必ずしもとっぴな想像とはいえないようだ。

ではGoogleに魅力あるSkypeの資産とは?  スケーラブルなテクノロジー、VOIP、VOIP2POTS、P2P Video分野での実証ずみのプラットフォームなどが手始めに思いうかぶ。現在までにSkypeは累計100B(1千億)分間の VOIP通話を処理してきた。現在Skypeには常に1千万人のユーザーが同時にアクセスしている。SkypeこそGoogleから生まれつつある諸サービスを結びつける接着剤の役割に最適だ。

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(翻訳:Namekawa, U)