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Janaコンソーシアム「CNET経営陣は膨大な価値破壊を統括した」と白書で糾弾

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cnet.pngCNETの未来をめぐる戦いはまだ続いている。今朝(米国時間4/1)は、CNET取締役会の議決権を乗っ取ると1月に発表したJanaコンソーシアムが、運動推進を支援するサイトと白書を発行した(白書は下に貼っておこう)。

Janaとその共同出資者たちは現在CNET株の14.9%と、さらに無議決権株8%を持っている。その主な目標は取締役会の議決の支配を乗っ取り難局に立つ同社の再建に向け幅広い課題解決を推進することにあるのだが、CEOのNeil Asheほか経営陣とは直接対面で話し合う状態には至っていない。

前にも書いたようにCNETは、同社の筆頭株主と第2位の大口株主であるにも関わらず、そのJanaをアウトサイダーとして扱ってきた。Janaが取締役会に応分の席数を求めると、CNETは専門的手続き上の理由を論拠にこの主張を退けるよう訴え、訴訟であえなく棄却されたが、CNETはこの判決を不服として先週控訴している。

CNET陣営は今、6月の年次株主総会に向け会社の財務状況引き締めに懸命に取り組んでおり、それにより会社経営の支配(と働き口)を維持しようとしている。一方Janaは次の議会に提案する取締役名簿に賛成票多数を得るため、今後は他の株主たちの票固めを進めていくようだ。

CNET取締役会は現在8人の取締役で構成されている。うちPeter Currie、Elizabeth Nelsonの2人は次回議会で再選投票にかけられる。Janaはこの2人の取締役の人事を挿げ替え、新たに5席設けて計14人のうち7人を味方に引き入れ、取締役会の票決コントロールを掌握したいと考えている。

JanaがCNET株主宛てに送ったメッセージはストレートでぶっきらぼうなものだ。:

質の高いブランドとコンテンツがあるにも関わらずCNET Networks Inc. (以下”CNET”)はずっと同業他社を下回る業績を出し、株主の価値を著しく破壊してきた。この流れを逆転させバリューを解禁する時間はまだ残されている、そう我々は信じている。しかしそれを行うにはCNETは自社変革の変化を経て、中核アセットの強化を図り、今の“Web 1.0”の根から離れて現代ネット産業に移行を図らなくてはならない。この変革を成功裏にリードするには危機意識、経験、専門能力が必要だ。しかしわれわれが思うに、CNET現経営陣はその資質を持ち合わせている証拠を株主に示すことに失敗した。

あとこれ。

ウェブをリードする資産を持っていながら、この数年間、CNETは戦略の失敗、新たなチャンスを積極的に捕え効率的に挑戦する能力の欠如のせいで、常に業績は同業他社以下に甘んじてきた。今の取締役会の過半数は、2005年以来株主の価値が45%下落してきた会社を監督してきた人たちだ。

白書ではさらに幅広く経営陣を糾弾している。「CNET経営陣は…膨大な価値破壊を統括してきた。…CNET現経営陣は今になって軌道を反転させ株主に価値を創出できると主張しているが、それが自分たちにできるという証拠は何一つ提示していないと思う」といった調子で始まっている。CNETの株価がMorgan Stanley Internet Indexでは40%増なのに対し、3年間で25%落ちたことを示すデータも紹介している。

Janaのプランは、CNETと“新たな関係”を築き、“中核のアセット強化”に重点を置く新戦略を遂行することにある。その主要課題は広告技術・組織の改善、ナビゲーションおよびSEO戦略の改善、ソーシャルメディアをテコとして成長を加速すること。また、コンテンツ管理システムの改善、コスト大幅削減も図っていくようだ。彼らが言うには、2007年CNETの社員一人当たりの収益は同業他社に比べゼロ同然だという。

以下文書の31ページ目から先で、Janaは主な出来事を時系列にまとめている。これを見ると関係各団体の間の関係がますます対立を深めていることが分かる。

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(翻訳:satomi)