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Meetro、ホスティング付きフォーラム・ソリューション「Lefora」に業務移行

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Meetroが去年10月ここで予想したホスティング付き掲示板ソリューションの新プロダクトを抱え、やっと押入れから出てきた。予想的中でNingみたいなホワイトレーベルのプラットフォームだ。ただしSNS特有のごちゃごちゃしたところを全部排除し、古き良き掲示板を実現している。

サービスはコードネーム”Makaha”から正式名称「Lefora」となった。Meetro運営チームはこれで事実上Meetroを捨てLeforaに業務を移行し、“世界初のロケーション主体のIMクライアント兼リアルタイムのソーシャルネットワーク”(Meetro)の開発&サポートは停止となるようだ。

Leforaの機能には、90年代掲示板使った経験のある人にはお馴染みのものばかり(あれから特にこれと言った変化もない)だが、YouTube動画やファイル、画像を簡単に貼れるなど、今ある掲示板ソリューションには見られないケーパビリティも備えた。Leforaでは目下ストレージ容量無制限のAmazon S3ストレージを活用し、掲示板にアップロードされたファイルをホストしている。

Leforaではさらに、ホットな話題、特設ホームページの最新アクティビティが分かるほか、フォーラム構造俯瞰ビューも標準で装備。Leforaのフォーラムでは会員は全員同じユーザーベースにアクセスするので、一人会員登録すると、そこからまた一人という風に簡単に会員を拡大できる。

Leforaのフォーラムでは、CSS変更、テーマ選定、カラー調整でルック&フィールをかなりのところまでカスタマイズできる。カテゴリとウィジェット(例:ネット投票、ホットトピック)はドラッグ&ドロップで管理が可能。同社ではデベロッパーが自作ウィジェットをギャラリーに追加できるAPIも製作中だが、HTMLベースのカスタムのウィジェットを持ってる人はAPI完成を待たずとも今すぐ追加できる。

フォーラム管理ではモデレーションが重要な要素になる。そこでLeforaではスパム検出エンジンを自分たちの手で一から作った。多くのプロパティから入るデータをレバレッジしてスパム検出・削除をより効果的に行うエンジンで、その点ではAkismetや、Gmailが使ってるものに似ている。

最初ここでMeetroのプランについて紹介した際には、今さらウェブに「フォーラム版Blogger」は不要ではないかと疑問の声が読者から多数寄せられた。これに対し同社CEOのPaul Bragielは、フォーラム人気は今も健在で、上位2000フォーラムだけで登録ユーザーは2億人を数えるのだ、と主張した。

氏はLeforaでフォーラム運営が簡単になるだけでなく、プラットフォームそのものSEOの最適化を念頭にデザインされたものなので、Leforaを使うとフォーラムの注目度が上がる(“もっと光が当たる”)と話している。スレッドには検索エンジンに怪しまれるようなURLではなく、そのトピを反映したURLが付与される(これはWordPressのようなブログ専用プラットフォームと一緒)。 Leforaが人気になれば、これからは検索結果に今よりもっと掲示板スレが沢山紛れ込んでくることも考えられそうだ。

今のかたちで見る限りLeforaは手堅いプロダクトだが、奇癖・バグ・不便が全くないわけではない。デザイン・エディターはUIをもっと改善できるだろうし、ユーザーはパスワードを再設定しようにも簡単にできる方法がないとか。あとLeforaには本格的なフォーラム運営者が求めるドメインマスキングなどプレミアム機能もまだない。でもまあ全体として見ればこれで順調なスタートは切れるだろう。

試しにTechCrunchフォーラムを作ってみた。参加はこちらから。

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(翻訳:satomi)