Engage

ネットで断わられないように、友だちを巻き込もう

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リアルな世界で相手を探すときに、友だちや家族が紹介してくれたり仲をとりもったりしてくれるのとは違って、オンラインでの出会いは実に狐独な体験になるのがふつうだ。独り者は互いに気に入る誰かと出くわすことを期待して、次から次へとプロフィールをめくっていく(おそらくは面倒なアンケートと相性診断も)。

Engageは、オンラインの出会いをもっとソーシャルな(そして結果的にもっと効果的な)体験にしようと努力する次世代の出会いサイトだ。同サービスが、サイトのメジャーバージョン2をわれわれのLAでのパーティーで今夜正式発表する(情報開示:Engageはパーティーの一スポンサー)。

Engageが従来からの出会いサイト(Match、eHarmony、PlentyofFish等)と一線を画しているのは、自分にぴったりの彼や彼女を見つける過程に、友だちを作ることが含まれているところだ。もしあなたが愛を求めているなら(じっさいEngageは、真剣なおつきあいを求めている人たちに向けられていて、一時的な出会い目的のものではない)、リアルな世界の友だちを招待してEngageでの友だちにすることができる。登録された友人は、サイト内のどこへ行っても画面左側の友人リストにいてくれる。

そんな友人たちは、会話のきっかけを作ってくれたり、あなたがつきあうに値する人が誰かを教えてくれる。サイトの中で見つけた人を勧めてくれたり、推薦文や紹介文を書いたり、誰かが推薦してくれたときに後押ししてくれることもある。あなたには合わないけれども別の誰かになら、と思う人を友人が見つけたら、その別の知人のメールアドレスを教えて推薦することもできる(こうしてEngageがバイラルマーケティングによって広まる)。

Engageは全体的に、友人が入ってきやすく、入ってよかったと思えるよう作られている。サイトのどこにいても最小限のクリックでちょっとした提案をすることができて、協力的な行動をしたユーザーはポイントをもらえる。サイトはソーシャルネットとよく似たデザインで作られているため、Facebookなどに慣れた人はすぐに使えるだろう。

「ソーシャルな出会い」にはたしかに長所がある。関心を持ってくれた相手の友人の中に、自分の尊敬できる人がいれば呼びかけに答える可能性も高い。また友人の推薦によって、そうでなければ出会う機会のなかった良い相手を見つけることになるかもしれない。

とは思いながらも、Engageのモデルには疑問が残る。果してシステムが回っていくだけのお節介なマッチメーカーがこの世に存在するのかとか。それと、恋愛の場に友人や家族をここまで巻き込んでもいいと思える人がどれほどいるのかもわからない。特に未だタブー視されるオンライン出会いという方法を使ってとなると。

それでもこのサイトにはうまくいってほしい。オンライン出会い業界にはいくつかイノベーションが必要なので特にそう思う。波に乗れるかどうかは、技術面よりも社会的な部分にかかっている、サイトのデザインはもう十分よくできているのだから。

Engaeは2006年にシリーズAでAdvanced Tech Venturesから$5M(500万ドル)の資金調達を行った。同サイトは2008年第4四半期までは引き続き無料で、それ以降は月額$20程度の料金になる予定だ。

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(翻訳:Nob Takahashi)