Fon、Cラウンドで新たに$9.5Mを獲得

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picture-181.pngCoral Captal Managementによると、無料WiFiの世界中への拡大を試みるスペインのスタートアップFonがCラウンドで$9.5M(950万ドル – 600万ユーロ)を獲得した。投資者にはBritish Telecom(昨年10月にFonと販売契約を締結した)、Google(前回の投資者でもある)、投資銀行のAllen & Co.、設立者である Martin Varsavsky(氏のJazzya持ち株会社経由)、およびJoi Ito(氏の投資機関であるDigital Garage経由)が名を連ねる。これでFonの獲得額は$50M(5000万ドル – 3400万ユーロ)に達する。

Fonは、利用者の家庭もしくは会社にFonのWiFiルータを設置し、無料でWiFiアクセスを提供してもらう代わりに、他のFonユーザのネットワークで無料ローミングできるようにしてもらうか、あるいはFonネットワークへのアクセスに課金して、利益の50%を分配するという方式を採っている。Fonによれば、英国、日本、フランス、ドイツおよびアメリカ(台数順)を筆頭に世界中に170,000台のルータが設置済みであり、英国だけでみても70,000以上のBTFon会員が存在すると言う。他のテレコム企業と提携することにより(FonはフランスのNeufとも提携している)、Fonはテレコム企業の顧客に対してブロードバンドローミングサービスを提供している。Fonは、Coralがその筆頭株主であるSistemaというテレコム企業とともにロシアでのローンチも準備している。Varsavsky曰く:

われわれの戦略は、誤ってわれわれの敵となるかのごとく喧伝される大テレコム会社と、より多く提携していくことだ。そのためにわれわれは、Fonユーザ(Foneroと呼ぶ)が無料ローミングを得た後に最良のネット顧客たり得ることを証明してきたのだ。

彼は今年の6月に予定されるロシアでのローンチと、新たなFoneraルータ(こちらも6月)に、獲得資金を使う予定だ。Fonera 2.0ルータにはUSBポートが搭載される。会員はルータにハードディスクを取り付けて写真や動画をウェブにアップロードしたり、映画をダウンロードしたり、その他のオンラインメディアサービスを利用することができるようになる。12月には802.11n WiFiルータのリリースも予定されている(VarsavskyはTwixtrも最近ローンチした。これはサイドプロジェクトで写真付きのTwitterのようなサービスだ)。

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(翻訳:Maeda, H)