AOL、ブログ・コンテンツ提供エンジンのSphereを買収

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明日(米国時間4/15)、 AOLは2006年に創立されたサンフランシスコのブログ・コンテンツ・エンジン、Sphereを買収することを発表する。価格は明らかにされていないが、情報源によると$25M(2500万ドル)、あるいはそれより少し上だろうという。Om Malikが詳しい記事を書いている。

Sphereがローンチした当初はブログ検索エンジンだった。しかし当時でも、この分野ではすでに後発で、Technoratiなどがだいぶ以前から地位を確立していた。Google Blog Searchでさえすでにローンチ以来8ヶ月たっていた。Sphereはいくつか優れた機能を備えていたが、この分野での競争は厳しいものがあった。

しかしCEOのTony Conradはさすが元ベンチャーキャピタリスト、マーケットの変化にすばやく対応し、大手ニュースサイトをターゲットに、記事に関連あるブログ記事を表示するサービスを提供することに力を入れ始めた。Timeが最初に「Sphere It」リンクを表示する大手サイトとなり、他の主要ニュースサイトがこれに続いた。2007年の7月には、われわれはSphereがごく静かにいつの間にか「関連あるブログ・コンテンツ」を提供するエンジンに変身を完了していることに気づいた。

Sphereは、今後AOLではコンテンツ担当執行副社長、Bill Wilsonの組織に入ることになる。Wilsonの組織はAOLでコンテンツ(エンタテインメント、金融、ブログなどの)サイトを傘下に収めている。今日、電話でインタビューしたところ、Wilsonは現在のSphereの運営ないしブランドに手を加えるつもりはないと語った。Wilsonは「情熱的なポイント」と呼んでいたが、AOLでは規模は小さくとも熱心なファンを抱えるマイクロ/ニッチ・ブランドを多数育成中だという。Wilsonによると、Sphereは適切な関連のあるブログ・コンテンツを紹介することで、ちょうどそういった熱心なユーザーのコミュニティーにぴったりのサービスなのだということだった。Wilsonは「SphereによってAOLのコンテンツをより効果的に多くのユーザーに提供することができるようになることを期待している」と語った。

ConradとSphereチームの全員(Martin Remy、Steve Nieker、Toni Schneider、Mike Garfias、Alex Bendig、Andy Cabell、Anne Dorman、Jeff Yolen、Adam Embick、Josh Guttman、KevinCowan、Sven Henderson、Troy Vitullo Michael Harzheim) にお祝いを言っておこう。Sphereは2回のラウンドで合計$3.5M(350万ドル)を調達している。

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(翻訳:Namekawa, U)