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オンラインデート業界はニッチが花盛り、メインは不振

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次世代Yahoo―バイラル、フレンドリー、中毒性のサイトを目指す

この記事は、アナリスト/コンサルタントのMark Brooksによるゲスト寄稿。彼のブログOnline Personals Watchは、インターネット・デート業界のニュースを毎日要約している。

インターネット・デートの世界では、大手がつねにベストとは限らない。Hitwiseで米国での最近の数字をみると、ニッチ系デートサイトの上位企業が堅調に市場シェアを拡大している反面、大手のメインストリーム系デートサイトは停滞している。

われわれは上位の5つのサイト―SinglesnetPlentyoffishTRUEYahoo PersonalsMatch―を合わせた市場シェアと、ニッチ系サイト数社のシェアの成長率の比較を試みた。2008年3月の時点で、トップ5のシェアは全体として1年前に比べて7%の低下を示している(PlentyoffishとSinglesnetだけは、この傾向に逆行している)。他方、主要なニッチ系カテゴリーの上位5社はシェアを大幅に増加させ、とくにゲイと宗教系のデートサイトが最も急成長している。

ますます多くのユーザーが興味や願望を共有する人に焦点をしぼったデート相手を求めていることは明らかだ。メインストリーム・サイトのよく知られた海のほうが釣れる魚の数は多いにもかかわらず、そうなっている。

具体的な関心は、主として性的嗜好、人種、宗教などに関連している。トップサイトは、ホモセクシャル系のAdam4AdamManhuntGay.com 、アフリカ系アメリカ人のBlackPeopleMeetBlackSinglesBlackChristianPeopleMeet、宗教系のChristianMingleJDate、and Christian Caféといったところ。

別のニッチ系カテゴリー―総トラフィックでみれば最大のニッチ―には、FlingAdultFriendFinderSexSearchのようなサイトが代表的だが、カジュアル・デート・サイトだ。SexSearchのCEO、Adam Smallがあけすけに言っているが、「われわれのターゲット市場は、21歳以上でセックスに関心のある人間。つまりほぼ全員だ」

カジュアル(あるいは「アダルト」)デートサイトは、eHarmonyのようなサイトの正反対で、長続きする関係を築くのを助けるようなことにはまったく関心がない。逆にもっと特定の肉体的、性的嗜好に合致する相手を探すための「出会い系」だ。時には非常に特殊な好みもある。

こうしたカジュアル(出会い系)サイトは、インターネット全体のトラフィックから見ても地歩を固めつつある。昨年、表に示したように、メインストリームのデートサイトのトップ10のトータルがインターネット全体のシェアで見ると、わずか0.01%ポイントしか伸びていないにもかかわらず、カジュアル・アダルト・サイトのトップ3の合計は0.07%ポイントも成長した。これはオンラインデートサイトのトラフィック中で56%の増加にあたる。ただし小規模なサイトの方が大幅なトラフィック増加を記録しやすい点は考慮に入れておく必要がある。

情報開示: :BrooksはかつてFriendFinderで働いたことがあり、またManhuntにアドバイスをしたことがある。Plentyoffishは、現在彼がコンサルタントをしているCourtland Brooksのクライアントである。

[原文へ]

(翻訳:Namekawa、U)