MySpaceの不振

次の記事

TechCrunchの記事がWashingtonPost.comに配信されることになった

昨日(米国時間5/7)行われたNews Corp.決算報告のアーニングコールでルパード・マードックとCOOのPeter CherninがMySpaceの不振に少し触れた。

なんでもMySpace、Photobucket、IGNなどのサイトを総括する「Fox Interactive Media」(以下“FIM”)は会計年度が終わる次四半期末までに$1B(10億ドル)の収益目標は達成できず、$900M(9億ドル)止まりとなるとの見通しらしい(ここでは1ヶ月前から売上目標に届かないと予言している ので驚くには当たらない)。 決算報告が終わった四半期を見てもFIMからの収入は実際10%下がって$233M(2億3300万ドル)から$210M(2億1000万ドル)となっている。

問題はインベントリがあり過ぎてクリックスルーが足りないことにある。結果、両ブランドとも(もっと重要なのはMySpaceの”friends”まで)胡散臭く見えてしまう。ターゲットも絞らず無闇やたらとMySpaceに広告を出しても、所詮うまくいかないのだ。

FIMの売上げの約3分の1に相当する広告提携先として、Googleにも責任の一端はある。が、Googleもこの問題の解決には取り組んでいる。Google創設者ラリー・ページも一番最近の決算報告のアーニングコールでこう語っている。:

ソーシャルネットワークの収益についてですが、ここはさまざまな新技術を試した分野です。デモグラフィック・ターゲティングは成功しました。インベントリが沢山あるところが難しさであり、チャンスでもあります。たとえば意味あるターゲティングができる広告エコシステムを構築することなど。いくつか改善もしましたが、まだ改善の余地もあります。広告主が立ち上がってこのスピードに追いついてくるまでには時間がかかりますね。

(そうだ、ラリー。悪いのは広告主)

しかしMySpaceも暗いニュースばかりではなく、ブランド付きの広告主(21%増)、利用者1人当たりの収益(49%増)、オーディエンスは引き続き改善が見られた。また、MySpace、MySpace TV、 Foxsports.com、PhotoBucket、IGNといったサイトのトラフィックおよび滞留時間も健全な伸びを示した。

MySpaceにとってもっと大きな問題は、売上目標に届かない期間が長びければ長びくほど、トップエグゼキュティブ陣を繋ぎ止めておくインセンティブが減ることだろう。経営陣の報酬は事業の利益目標を達成してるかどうかで決まる。 達成できなければ、誰もボーナスがもらえない。そして彼らにとっては昇給があるかないか、それが全てだ。

[原文へ]

(翻訳:satomi)