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CBSのムーンベス社長、CNET本社に立ち寄る

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CBSの社長兼CEO Leslie Moonvesが今日(米国時間5/20)、サンフランシスコのCNET本社を訪れたという。

ひとりでやってきた。Quincy SmithMichael Marquez(買収契約担当)もいなかった。側近の類も誰も。狙いは? 部隊に(CNETの全員に、対面そしてウェブキャストで)呼びかけて、この$1.8B(18億ドル)の合併が今後どう展開するかを全員に伝えるためだ。

主要なメッセージはこれ:CNETはCBSのオンライン戦略の基盤(または基盤のひとつ)となった。CNETのCEO Neil AsheはSmith社長直属となり、CBS Interactiveのさまざまな資産(Last.fm、CBSSports.com等)は一大ファミリーとなって、トラフィックを獲得し「大広告主(自動車、薬品、ハイテク等)との密接な繋がり」を活用する。TVとオンライン資産との間の多くの接点を期待している。

彼らの大がかりな統合計画はうまくいくのだろうか。まず、合併を完了する必要がある。契約はまだ終っていない。この契約は、Jana Partners率いる、CNET解体という大胆な目標を持つアクティビスト株主グループの迫り来る脅威を受けての慌だしい交渉だった。

合併契約書(8.02(c))によると、CNETは契約発表のわずか一週間前の5月7日にCBSと秘密保持契約を結んでいる。CENTが署名する前に、CNETの投資銀行であるMorgan Stanleyが他の買い手候補をあまり探なかったのは間違いない。

他に入札者が現れる可能性はまだある。もし高値がつけば、CNETは微々たる額ではあるが$35M(3500万ドル)の違約金を払わなくてはならない(これについてよく書かれた分析がここにある)。CNETが婚約してしまった今、他の求婚者(例えばMicrosoft)には突然CNETが数か月前よりもずっと魅力的に映るようになったことだろう。

とにかく現在のところあらゆる兆候がCNETにとってプラスに向いている。買収価格の$11.50/株は、Jana Partnersが2009年までに実現を期待した額よりちょうど$0.50/株高い。残る問題は、CBS以上にCNETを欲しがるところがあるかということだけだ。

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(翻訳:Nob Takahashi)