Sequoia
Imageshack

続報:ImageShack CEO、さらに荘大な野望をほのめかす

次の記事

Twitter:何かが技術的におかしい模様です

imageshack-logo-small.png

昨日私は、Sequoia Capitalが画像ホスティングサイトのImageShackに出資したという確度の高い噂を報じた。今日(米国時間5/20)CEO兼ファウンダーのJack Levinに話を聞いた。同氏は資金調達の噂について、過去数か月間さまざまなVCと話をしてきたという以上の具体的なことは語らなかった。よって、今でも交渉の大詰めにいるか、あるいはラウンドを完了している可能性もある。とにかく何も話そうとしなかった。それでも、資金調達をにらんでいることだけは間違いない。

ただしLevinは彼のビジネスの他の側面については、まるで包み隠そうとしなかった。そして、Googleの初期メンバーにふさわしく壮大な野望を語ってくれた(Levinの誇りはGoogleの基礎をなすクラスターアーキテクチャー)。

Levinは、同社がこれまで自己資金でやってきたと書いた私の元の記事について、若干の修正を求めた。「会社には一銭も入れていません」とのこと。まだGoogleで働いていた2003年11月に、サーバーのホスティング費用$80払ったのを別にすれば、ではあるが。しかしその月に同社は$200を稼いでいるので、スタート当初から利益を出し続けていることになる。彼の秘密はこうだ。

過去3年間黒字です。うちの会社が他と一番違うのは、メディアホスティング会社が通常の〈出来合いでない〉クラスター技術を使うと年間700~800万ドルの運用費がかかるところを、うちではその額のほんの何分の一かしか使っていないことで、だから利益も上がるし、他の会社にはできないリスクを負うこともできるのです。

彼のデザインになるバックエンドアーキテクチャーのおかげで、2テラバイトの画像を、$1000のLinuxサーバー1台で賄うことができる。だから、年間わずか20万ドル程度の設備投資で、現在サーバー500台を保有している。さらには業界内での顔の広さを活用して、通信料金も非常に安く済ませている。

imageshack-table.png

また、定額使用料は売上の中でわずかな部分しか占めていない。売上の大部分はサイト上の広告から来ている。ImageShackでは、日に1000万件の広告を表示しており、広告の対象は主にサイトに画像をアップロードしに来る人たちだ。しかも、サイトにはさらに全くの新規ビジターが〈毎日欠かさず〉50万人も来ている。Levinはこうも言っていた、「画像に広告を入れることは今後も考えられません。インターネットに対するスパムみたいなものですから」。

ホストしている画像の中や周辺に広告を入れるかわりに、Levinは自社のサービスが生成するコンテンツ利用に関する全データを活用することを考えている(おそらく、ImageShack上でのターゲティング広告の改善か、ターゲティングデータを広告ネットワークに送り出すため)。Google、Yahooと同じく、LevinもオープンソースのHadoopソフトウェアを配布して、巨大分散スーパーコンピューターを作っているが、同氏はこれを、あらゆる収集データを分析するために使っている。Levinはこのデータを収益化する計画については明らかにしなかったが、このデータに大きな価値があると確信しているのは間違いない。この可能性について、大まかな流れを語ってくれた。

私たちは、それぞれの国に、それぞれの言語で、それぞれの話題を放送する放送局があるのと似ています。シリコンバレーには、インターネットにはほんの2~3社しかいないという誤った認識が蔓延しています。でもそれは正しくありません。

Facebookウィジェットユーザーを何人持っているかでビジネスプランを評価するなんて、ばかげていると思いませんか。うちのサービスを使っているウェブサイトは無数にあります。Facebookが何をするかなんて関係ありません。

というわけで、SequoiaがLevinのスタートアップに出資したかどうかはまだわからないが、どうしてそうしたいと思ったのかはわかった気がする。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)