TinEye
Idée

ジョブス社長、次世代のiPhotoにはTinEyeのイメージ検索機能はいかがでしょうか?

次の記事

マスコミはまだコントロール体質から抜け切れていない

tineye-logo.png

イメージ検索というのは難問だ。画像そのもの以外、何も情報が無いときは特に難しい(タグ、タイトル、説明文、などが無く画像のみ)。これまで私は公正にイメージ検索のデモを見てきたが、そういったイメージ検索は実際の検索結果以上の能力を宣伝しているものだ。しかし先週、私はついにイメージ検索の名を冠するにふさわしいサービスを見つけた。それが、TinEyeだ。techcrunch@tineye.comにEmailを送ると、先着500名の読者は、プライベートベータに事前承認されるだろう。

tineeye-jobs-crop.pngユーザーはどんなイメージファイルでも、TinEyeにアップロードすることが出来る、又は検索ボックスに直接検索したい画像のURLを入力することも可能だ。その後検索エンジンがWeb上を探し回って、同じイメージを持っているサイトをみつけてくれる(下のビデオを参照)。TinEyeによって画像がインデックス化されている限り、画像を見つけることが可能だ。例えば左や本文下のイメージのように、TinEyeはスティーブ・ジョブス氏の有名な画像を使用している37個のサイトを特定している。同サイトは今月はじめに始動したばかりだが、既にWeb上の7億5千万枚近いイメージをインデックス化しおり、来月中にはその数は10億枚に達する見込みだ。これと比較した場合Googleは40-60億枚のイメージをインデックス化している(対照的にPolar Roseは、たったの2150万枚のイメージしか特定できていない)。

TinEyeは仮に画像が「修正」「トリミング」「白黒化」されたり、「photoshop」で修正されていたとしても使用が可能だ。TinEyeが使用しているイメージ検索アルゴリズムは、トロントのIdée社が開発したものが使われている。すでに同社は、「AP通信」「アヴァス通信」「ゲッティイメージス」などのニュース写真社に、新聞や雑誌に彼等の写真が使われたときに自動的に特定するサービスを提供している。Idéeはこのために何千冊もの印刷媒体をデジタル処理でスキャンしている(かつては人間が1ページずつめくって画像を探していたのだ)。Diggも同社の技術を使用して、(違法に)複製されたイメージがイメージ部門に投稿されていないか確認しており、Adobe社もこの技術のライセンスを取得して、Photoshopに「類似したイメージを検索する」という機能を搭載している。

いまのところTinEyeは技術的デモンストレーション以外の何ものでもない。結局のところ、多くの人は探しているイメージを元にするのでは無く、そのイメージのキーワードや、イメージの内容を入力して検索するだろう(仮に検索主が元になる写真を持っているのなら、そもそも何のために検索する必要があるのだろうか?)。現在のところこのサービスの売り込み先は、自分達の写真が(違法に)使われていないか確認したい写真家や、彼等の代理店などだ。

しかしながら、別の用途にこの技術が転用されることも想像に難くない。私としては、Apple社がこのような技術のライセンスを取得し、次世代のiPhotoに組み込んだものなどを見てみたいものだ。自動タグ付け機能を追加することによって、「息子達の写真」と言えば自動で息子の名前ごとに写真が分類され、写真を見つけることが出来る。こんな機能がつくなら、私は余計にお金を払ってもかまわない。

tineye-jobs-small.png

[原文へ] 

(翻訳:E.Kato)