JS-Kit

JS-Kit、WorldNowとの提携で潜在利用者1900万人増

次の記事

D6会場での噂話:RevverのファウンダーがDigisyndをディズニーに売却か

ローカルテレビのニュースサイト向けCMS分野の雄で、月間1900万の訪問者がいるWorldNowが、構築しているサイトで広く利用することのできるコミュニティ指向のウィジェットを提供するJS-Kitとの提携を決めた。JS-Kitは2006年に設立され、数行のコードで埋め込むことのできる簡単なウィジェットを制作している(簡単な紹介レビューはこちら)。

WorldNowはJS-Kitの主力製品であるコメントウィジェットのほか、サイトにRatings、Score、Reviews、Navigator、およびPollsも利用していく予定だ。同社はABCやNBCの支局を含めて320のテレビ局を顧客に持つ(たとえばここ)。JS-Kitのウィジェットによる広告収入は両者で50/50に分配する。

JS-KitのCEOであるKhris Louxは、この提携をJS-Kitの商圏を大幅に拡大する大いなるステップだと考えている。LouxはWorldNowの読者1900万人のほとんどがおそらく(少なくとも最初は)コメントシステムを利用しないだろうことは認めつつ、JS-Kitの利用者を大いに増加させる可能性があるとしている。

確かにそれもあり得る。しかしWorldNowの広大な読者層からどれだけの利用者を獲得できるかは不確定だ。ニュースサイトで意見を交換するという考えに馴染んでいる人はほとんどいない。尚Louxは、経費削減の風潮もあって、企業はコメントシステムなどを自社開発するのではなく、JS-Kitなどの会社を採用してくれるようになるとも期待している。

JS-Kitは、企業として間違いなく成熟段階にある。最初は基本的なコメント機能だけを提供していたが、いまやAPIを備え、セキュリティ対策もほどこし、OpenIDを統合するなど、フル装備になっている。1月には簡単に組み込むことのできるコメントシステムを489,300サイトに提供するHaloScanとの提携も発表されている。両者の提携はDisqusSezWho、およびIntenseDebateなど同種のサービスを提供する企業に対して優位な立場に立つのに役立つだろう。

原文へ

(翻訳:Maeda, H)