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ウェブトップウォッチ:AdobeがAcrobat.comをローンチ。さらにAcrobat 9(Flash搭載)もリリース

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ウェブトップソフトの主要プロバイダとなるべく奮闘を続けるAdobeが、月曜(米国時間)に2つの新製品をリリースする。それがAcrobat.comとAcrobat 9だ。Adobeのウェブトップ製品には、最近発表したオンライン版PhotoShopと、そのオンラインメディアプレーヤーのAdobe TVがすでに含まれている。Acrobat.comはウェブにデスクトップのような体験をもたらすさらなる大きな一歩だ。「過去の製品の多くの境界をあいまいにすることが目的です」と、プロダクトマネージャーのErik Larsonは話す。

Acrobat.com――オンラインのワードプロセッサー、ミーティング、ファイル共有

Acrobat.comは、先頃ローンチした、Adobe Brio(オンラインミーティング)、 Adobe Buzzword(オンラインワードプロセッサー)、Adobe Share(オンラインファイル共有)という3つのオンラインサービスを合わせたものだ。そのため、Acrobat.comベータ版の公開でAdobeはGoogle Docs、MicrosoftのOffice Live Workspace、WebEx、GoTo Meetingに同時に戦いを挑んでいる、ということになる。

Acrobat.comには、デフォルトのワードプロフェッサーとしてBuzzwordが組み込まれている。(私は去年3月の初ローンチ時にBuzzwordとShareを評価した)。複数人で1つの文書を編集し、コメントを残すことが可能だ。さまざまな人を示す下部のタブに、一番最後に文書にアクセスした人とそのステータス(作成者、レビューアーなど)が表示される。また、文書のページを作成してくれる上に、フォントは全種類をサポート、そしてPDFに最も近いものがオンラインで作成できるのだ。

Acrobat.com上の全文書は、これまでAdobe Shareだったものに整理される。文書とファイルを共有できるそのサービスでは5ギガの無料ストレージが提供されており、ウェブの他のサイトのウィジェットに文書をエンベッドすることが可能だ。完全に同じやり方で文書をアップロードし共有する機能をベースとするScribdDocStocのようなスタートアップは、この最後の機能に気をもむことになるだろう。

最後に、これは私のお気に入りの点なのだが、Acrobat.comはAdobeのAcrobat ConnectのライトバージョンであるBrioを含んでいる。これにより、画面共有、デスクトップビデオ、音声会議、チャット、ホワイトボードを使って、最高3人まで無料でオンラインミーティングができるのだ。一般の長距離電話回線を無料で追加することも可能だ。Macユーザーなら誰でも気に入るだろう。私はバーチャルデモを受け取ったときはいつでも、Adobe Connectを使う方が好きだ。というのも、WebExとGoTo Meetingは私のMacで動作しないことがあるのだ。おまけに、AdobeのFlashビューアの方が単純に見た目が良い。

Acrobat 9――Flash搭載

Acrobat.comをローンチさせるのと同時に、AdobeはAcrobat 9をリリースする。Acrobat 9は、同社の主力製品のデスクトップアプリの1つを大幅にアップグレードさせたものだ。その目玉は、AdobeのPDF作成デスクトップソフトが初めてFlashをサポートする、ということだ。だから、ユーザーがYouTubeのFlashムービーをエンベッドした文書を作成したり、Adobeでウェブアプリケーション作成に使われているのと同じプログラミングツール、Flexのフレームワークを使って開発者が電子文書用の全く新しいスキンをデザインしたりすることが可能になる。

Acrobat 9で作ったPDF文書はインターネット上の複数の作成者とレビューアー間のコラボレーションもサポートし、文書に接続できるようにする。何よりも良いのは、もはやロードに延々と時間がかからないことだ。Adobeの次のステップは、PDFからウェブページ、またその逆にウェブページからPDFへの変換を簡単にすることだ。

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(翻訳:Megumi H.)