モバイル位置情報技術入門

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TechCrunchのDigg風スタートアップ売り込み用動画プロジェクト(RoR)

モバイル機器の躍進はめざましい。これでも米国は若干遅れ気味だ。

今後ますますモバイルデバイスが重要になる理由、それはわれわれ(そして友人、もしかしたら誰でも)が今どこにいるのかを、常に知ることができるようになるからだ。これによってソーシャルアプリ、広告、その他のアプリケーションが勢いを得る。位置情報を持つことは、モバイルデバイスにとって唯一最重要な特徴だ。それ以外の点ではデスクトップと比べともノートパソコンと比べて、画面サイズや解像度は貧弱だし、電池はもたない、接続は遅いし、データの入出力の選択肢も満足に揃っていないのだから。

しかし位置情報には、そんな制約を補って余りある利点がある。たとえば、ユーザーのまわりに誰がいるかをデバイスが知ることによって、ソーシャルネットワークは根本的に変わるだろう。LooptBrightekiteLimboなどのスタートアップは、いずれも位置情報を活用したソーシャルネットワーキングを提供している。

位置情報技術の後には、別のタイプのキラーアプリケーションも控えているし、広告の可能性も膨大だ(通りがかかったスターバックスで無料のカフェラテはいかが?)

一般に通信キャリアーは、われわれがどこにいるかを常に知っている(または、簡単に調べられる)が、彼らはこの情報を用心深く守り通し、めったに外部に公開しない。しかし、だからといってGoogle、Appleをはじめとする数多のスタートアップが何とかしてその情報を手に入れるのを止めることはできない。

われわれが位置情報の新技術について疑問があるとき、聞きにいくのが、Looptの位置情報技術担当VPのEric Carrだ。連日彼に電話をするかわりに、位置情報の問題を解決するために使用されている中核技術の入門記事を書いてもらえるようお願いした。われわれ全員にとってありがたいことに、引き受けてもらうことができた。

以下がCarrの記事だ。ここに出てくるテクノロジーを活用した新しいアプリケーションの話題が出るたびに、この記事を参照することになると思う。
日本語版編集部より:長文のため、ジャンプ前までのみの翻訳とさせていただきます。


モバイルにおける位置情報ベースサービス(LBS)は、市場と技術双方の成熟によって、現在次々と提供または開発されている革新的サービスのサポートが可能になり、改めて関心を呼び始めている。これを推進する原動力となっているのが、最新の位置情報APIと位置情報技術で、モバイル位置情報の開発者は情報へのアクセスが簡単になり、革新的な新LBSアプリを作れるようになった。

この記事は、次々現れる最新位置情報技術を簡単に紹介する入門編だ。

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位置の精度 初期測位時間
TTFF)
必要条件
WiFi
MACアドレス
比較的高い
WiFi AP密度による
< 100~200m
~4秒 デバイスのサポートとネットワーク要求が必要。
WiFi DBが必要。
セルID 比較的低い
セル密度による
100~5000m
~4秒 MSCおよびHLRのサポート、または
デバイスとセルIDのDBが必要。
OTDOA (WCDMA)
E-OTD (GSM)
AFLT (CDMA)
中精度
セル密度による
40~400m
~6秒 BSS、MSC、HLRのサポートが必要
(キャリアーのネットワークの協力が必要)。
A-GPS 高精度
「空視界」
(Sky Line of Site)
5~50m
初回~10~30秒
更新時5~10秒
デバイスのサポート(HW)、GPS基準局ネットワーク
GPS 高精度
「空視界」
(Sky Line of Site)
5~20m
初回10~15分
更新時1~2秒
デバイスのサポート(HW)

続き(英文)はこちらでお読みください。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)