Twitter、大胆な行動に出る

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Twitterが大胆な行動に出た。明日(米国時間6/9)は、もうシステム障害で叩れることにはならないだろう、とブログに書いているのだ。

Twitterは、防衛線を2本張っている。AppleのSteve JobsによるWWDC Keynoteのキーノート講演を巡ってTwitterに押し寄せるであろう大きな波に関することだ。

  1. 「データベースの負荷を大幅に軽減しました。このために、メモリキャッシュをさらに活用し、リードスレーブサーバーを導入したほか、バグ修正によって効率を改善しました。」(これまでTwitterのデータベースサーバーは3台だけで、たぶん上の画像のような状態だった:-)また、
  2. 「予測が違っていたり準備が十分でなかった事態に備え、Twitterの機能の多くを独立させ、オン/オフのスイッチを付けました」

専門家に聞いたところ、これは適切な予防措置だということだが、どうしてこれまでにもっと多くのスレーブサーバーを置かなかったのかについては疑問を呈していた(ある匿名筋によれば「10分でできる」とのこと)。しかし、私は一ユーザーとしてTwitterがアクセスの急増に備えてくれていることが嬉しい。

ただし、このブログ記事は間違いだったかもしれない。これでもしTwitterがダウンすれば、Twitterは〈問題を起こさないと約束していたのにコントロールできなかった〉ことが知れ渡ることになる。私ならシステムの変更のことは黙っておいて、何もかもうまくいった後に、事後報告しただろう。

Twitterにとって一番賢いやり方は、前チーフアーキテクトのBlaine Cookをコンサルタントとして呼び戻し、この日のためにシステムのお守りをさせることだっただろう(おそらく、彼のこの異常なアーキテクチャーを生存させ続けることができるのは、本人をおいて他にいないだろう)。しかし、そういった話は聞いていない。

Twitterが最も注意すべきは、ダウンさせないことだ。一旦落ちてしまうと復旧には何時間もかかり、その頃にはキーノート講演は終っている。ダウンしない程度まで負荷を低く維持することができれば彼らの勝ち。そのときはわれわれも何も言うまい、が、だめだったときには無情な記事を覚悟しておくように。

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(翻訳:Nob Takahashi)