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CamSpaceが〈みんなのWii〉を作った(Nintendo本体不要)

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これは、$250の本体が不要のWii。バーチャルPongよりずっと上。どんなものでも入力デバイスになる。指でもいい。バーン、バーン! しかし、CamSpaceを紹介するには、下のデモビデオを見てもらうしかない。

CamTraxのコアテクノロジーは、純粋にソフトウェアのみのソリューションで、ほぼすべてのパソコン用ウェブカム(95%に対応)を使って、最大4つの物体(最小5mm)をリアルタイムで高解像度高精度で追跡できるというもの(Windowsのみ)。ロッキングとトラッキング(X、Y、Z軸方向および角度)はすべて自動で行う。CamSapceを開発しているCamTrax Technologiesのファウンダー兼CEO Yaron Tanneは、テルアビブのアパートの一室で、事実上ひとりだけで、3年かけてこの技術を開発した。

Tanneによると、ほとんどのアルゴリズムは公有のもので、それに拡張を加えたという。ほかに一から全部作り上げたアルゴリズムもある。

camspace-objects-2.pngCamSpaceには、パソコン上で動くエージェントアプリケーションが必要で、マウスやキーボード、ジョイスティックなどの入力デバイスのエミュレーションを行う。ユーザーはプレイしたいゲームと、コントローラーに使う物体に応じてエミュレーションをプログラムできる。たとえば、あるユーザーがレーシングゲーム用に自動車のハンドルをプログラムして、ハンドルをZ軸方向に動かすとギアが変わるようにしたとする。同じゲームで、別のユーザーは2つの物体を使って、2番目の物体(たとえばコーラのびん)をギアのシフトに使うということもできる。

同社では、大方の人気ゲームのエミュレーションが完成したら、エミュレーションの人気ランキングとダウンロードを行うポータルを提供する予定だ。

特許侵害の問題さえなければ、CamTraxはさまざまな分野でヒットしそうだ。一番はっきりしているのはゲーム。大きなゲーム会社がこの技術を活用できるのはもちろんだが、ZyngaSGNなどのカジュアルゲームのサイトで広く早く対応することが予想される。CamTraxは、通常の入力デバイスを使えない障がい者向けのソリューションとしても成功するチャンスがある。また、メディアセンターのマルチタッチコントロールをエミュレートするアプリケーションも考えられる。他にもいくつかアイディアを。

– からだを動かすフィットネスプログラム
– バーチャル楽器(エアドラム、シロホン等)
– 子ども向け「空中」お絵かきソフト

logo_camspace_b.jpg上に挙げたのは氷山の一角。なにしろ必要なものはふつうのウェブカムだけ。今や障壁は非常に低い。

私もCamTraxテクノロジーで遊んでみたのだが、見事にうまくいく。あまり明るくない不安定な光源でも大丈夫だった。これは私の直接体験によるものだ。このテクノロジーに魅せられない人はいないだろう。しかもまだアルファ段階なのだ。

4人からなるこの会社は、最近シード資金$200,000(20万ドル)をエンジェル投資家から調達済みで、数か月のうちにはシリーズAラウンドを計画している。

現在同社は、CamTraxテクノロジーをカジアルゲームやミニアプリケーションに統合するためのデベロッパープラットホームを作成中。数週間のうちに発表されたときにフォロー記事を書く予定。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)