Associated Press
A.P.

AP通信の記事についてのTechCrunchの方針―一切無視

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AP通信( Associated Press)は記事を引用するとすぐに訴えてくるので悪名高かったが、先週末、さらに悪事を重ねた―ブログのDrudge RetortをAPの記事の引用を含む読者投稿を掲載したという理由で訴えたのだ。Drudge RetortはDigg、TechMeme、Mixxその他何十ものウェブサイトと同様の慣行に従ったにすぎない。そもそもはっきり言えば、記事にリンクを張ってやったことでAPにありがたく 思われて しかるべきなのだ。

「「APはここ数日激しい非難の嵐にあって、打撃を極限する努力を行っている。当初の立場から後退した」とNew York Timesは述べた。しかし私が読んだかぎりではAPは依然として主張を貫こうとしている

「公正な引用」として著作権法が定めた例外にあたることがあきらかな場合でも、APは引用されることを望まない。APは公正な引用でさえ著作権侵害だと金切り声を上げる。

APの副社長、Jim Kennedは、著作権法の規定を越えて「ブロガーに対し、してよいことと悪いことの基準となるガイドラインを作る」と述べている。APは記事のテキストや放送のうち、どの程度の引用であればAPの著作兼の侵害をしないのかについて明白な基準を作ろうと試みている。

このガイドラインを尊重しない場合、その引用がたとえ著作権法にいう「公正な引用」と認められる場合でもAPに訴えられる危険性ががある。

APは、記事内容の利用のされ方について、そのルールが法律に照らして許されるものかどうかに基づいて、ルールづくりをしようとはしてしていない。だからAPが「このガイドラインは協力の精神に基づいて制定される」と述べたとしても、それはそんなものではない。RIAAやMPAA同様、今日もやは存在しない財産権にしがみつき、法が定める以上の権利をむしり取ろうと試みているのだ。そしてRIAAやMPAAと同様、今や死に体と化しているビジネスモデル―有料コンテンツ―を守ろうと必死になっているだけだ。

そこで、ここにTechCrunchとしてAP通信の記事に関する新たなガイドラインを発表する。これ以降、AP通信はわれわれにとって存在しない。われわれはAP通信の記事を読まない。われわれは引用しない。われわれはリンクしない。AP通信が現在の方針を取り下げないかぎり、AP通信の記事は一切引用を禁止する。私は他のブロガーにもAP通信がインターネットを通じて情報を伝達することを妨害するこういった馬鹿げた主張を取り下げるまで、同様の対応を取るよう呼びかける。

[原文へ]

(翻訳:Namekawa, U)