AmazonのPayPalの対抗馬は準備中でなく稼働中

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Amazonが支払いシステムの分野に土俵を広げるということでBarronsが興奮してしまっているように見える。Eric Savitsの記事

Cantor FitzgeraldのアナリストDerek Brownは、Amazonが「まもなくPayPal風の支払いサービスをウェブ上に展開し、消費者およびマーチャントの双方に提供する。eBayの稼ぎ頭の成長に陰りが生じたり、あるいは利益が減じてしまうようなことがあるかもしれない」。BrownによればAmazonは本サービスを本年晩夏ないし初秋にもスタートできる見込みとのことだ。

いや、ちょっとまって欲しい。AmazonはもうeBayのPayPalとの対抗路線は進めている。Amazon Paymentsというサービスで、以下のことを行うことができる。

-不特定の人の電子メールアドレスないし携帯電話に送金すること
-アマゾン以外の参加企業サイトからの購入
携帯電話経由でのアマゾン商品の購入

Amazon Paymentがスタートしたのは昨年の話だ。同じく昨年、Amazonは限定的ベータ版としてではあるがウェブサービスとしてFlexible Payment Serviceをスタートし、開発者はAmazonの支払いシステムを自分のサイトに組み込むことができるようになっている(購入側はAmazonにログインを行い、ウェブサイトに対する支払いは手数料を引いた後にAmazonから行われる)。

Barronsの記事にも双方のサービスについての言及はあるが、Amazonがこれらのサービスに何を付加するのか書かれていない。だからアマゾンが何を行い、現行のAmazon Payments ServiceをPayPalに対する本格的な競争相手としてどこを改良するつもりなのかが全くわからない。機能の面で見れば既に両者は近しいものになっている。あるいはほとんどPayPalと同じに見える(上のスクリーンショットをクリックしてみて欲しい)。

まあもしサービスにさらに力を入れていくとしても、AmazonがPayPalに取って代わるというのは難しいだろう。PayPalはウェブ上でもっとも人気のある支払いシステムとして十分に浸透している。もちろん競争が参加者全員を誠実にするという側面はある。だからAmazonに声援を送ることにはやぶさかではない。

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(翻訳:Maeda, H)