携帯キャリア各社がAndroid携帯の発売を延期

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グーグルも全く新しく携帯電話用プラットフォームを立ち上げるのは思ったより時間がかかることを思い知ってる頃だろう。

携帯OSのAndroidを初めて発表した当時の話では、今年下半期にはAndroid携帯第1号が登場するということだったが、Android加盟パートナーの携帯キャリア各社が軒並み発売を見合わせる中、今年第4四半期までの発売を目指しているキャリアはT-Mobile1社となった。他のキャリアは全て2009年まで導入を延期している。WSJの記事にはこうある。

T-Mobile USAはAndroid対応端末を第4四半期発売予定だが、グーグルはこの発売にかなりアテンションとリソースを投じており、そのせいで同じくAndroid携帯の年内発売を希望していたSprint Nextel Corp.は実現が難しい状況にあると、情報筋は語る。

4億件近い利用登録アカウント数を抱えるワイヤレス通信キャリア世界最大手のChina Mobileは、今年第4四半期のAndroid携帯発売を予定していたが、問題発生で今年下半期か来年当初に発売延期となると、情報に近い筋は言っている。

. . . iPhoneの米国内キャリアAT&T Inc.は未だにグーグルと、Android携帯発売が実現可能かどうかを決める作業を進めている。

SprintはAndroidサービスに自社独自の付加機能を追加したがっている。また、ここ最近の経営陣の内紛もあって事態は好転できずにいる。 China MobileはAndroidに中国語フォントを導入する部分と、今あるデータサービスにAndroidを統合する部分で問題に突き当たっている。

Android携帯の市場本格導入は来年ということか。その頃までにはiPhoneは1000万台出回っており、Blackberry端末と他のスマートフォンの競合機種も今より増えているだろう。 Androidは大きな期待を担っている。開発者の間でも大変な興奮を呼んでおり、既にこのプラットフォーム対応の面白いモバイルアプリも生まれている。が、如何せん携帯が消費者の手に渡らないのではAndroidがどんなにクールでも、お話にならない。

モバイルWebはようやくブレイクの時期を迎えた。巨大なプラットフォームの転換に直面しているグーグルにとって、Androidでしくじらないことは極めて重大な意味合いを持つ。 同社は今のWebのリーダーとしての地位をモバイルWebに活用する必要がある。1社単独でそれは無理だ。プレーヤー(電話会社、開発者、携帯メーカー)が多いほど延期や問題発生の確率は上がる。 これに比べアップルがiPhoneで採ったアプローチは、コントロールできる面はすべて自社でコントロールすることだった。 最後に勝つのは、どっちのプラットフォームだろうね? 

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(翻訳:satomi)