Twitter、会話機能に急ブレーキ―FriendFeedに大量乗り換え発生中

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Twitterのいちばん重要な機能のひとつが先週ずっとダウンしたままだ。コメントへの応答(Reply)機能だ。Twitterサービス自体は作動している。しかし運営チームは火曜日にサービスの速度が遅くなってきたのを機に、Replyを停止してしまった。現在(米国時間6/27)、金曜日の午後だが、Replyはダウンしたままだ。

Twitterの脆弱なシステムが完全に落ちるのを防ぐために、運営チームはこのところ一部の機能を停止するという手法をとっている。 最近のAppleのWWDCカンファレンスのジョブズのキーノート講演の際に実験して、このときはうまくいった。そこで運営チームはこの手法をひんぱんに用いるようになった。

しかしこれは問題だ。Reply機能を停止するのは(選択の余地があるなしにかかわらず)間違っている。Twitterの最大の美点は、ほとんどチャットに近い同時性のある多様な会話が自発的に、いわば突発するところにある。(われわれのQuotablyの紹介記事を参照。このサービスは一連の会話を抽出してハイライトするもの)。Twitterの魅力はメッセージとそれに対する応答メッセージからなる対話性にこそある。

この対話を成り立たせているのがシンプルなReply機能に他ならない。Twitterのメッセージの冒頭に@TechCrunchと加えると、そのメッセージは、既存のメッセージに対する応答であれ新しい会話を始めるものであれ、直接TechCrunchに対してのメッセージだとわかる。このReply機能がなければTwitterは単に片道一方通行の電話のようなものになってしまう。この機能を停止するのはTwitterにロボトミーを施すようなものだ。Twitterは依然歩き回っているかもしれないが、その目はもはや何も見ていない。

ではユーザーはなぜ大声でこの措置に抗議しないのか? 実は、今回、まさにこの対話機能を使うために、ユーザーは大挙してFriendfeedに向かっているのだ。Friendfeedは今まで主としてSNSでのさまざまな活動をブックマークしておくために用いられてきた。しかし現在、ますます多くのユーザーがFriendfeedを対話のために利用するようになっている。先進的なアーリーアダプター層はしばらく前からこうした使い方をしてきた。ところが今や、多数の一般ユーザーがFriendfeedをTwitterの代用として使い始めた。

たとえば、このメッセージなどは、もしTwitterのReplyが機能していればTwitterで発信したはず。しかし私は代わりにFriendfeedを利用した。すると何の問題もなく会話は進行した。

もし私がTwitterの運営者だったら、Friendfeedのことを心配するだろう。この新しいライバルには安定性の問題はゼロだ。しかも今までTwitterの専売だった機能を静かにひとつずつ提供を始めている。

昨日、Jon StewartのDaily Showで (10:00ごろ)Twitterが取り上げられていた。あとから振り返って、この瞬間がTwitterの絶頂期で、その後はFriendfeedにとって代わられた、などということにならないように気をつけたほうがいいかもしれない。

[原文へ]

(翻訳:Namekawa, U)