EMI MusicがHi5、VideoEggを訴える―さらに10社も

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EMIは音楽が仕事なのか訴訟が仕事なのかますます分らなくなっているが、またやってくれた。今日(米国時間6/27)の午後、「明白かつ大規模な」著作権侵害を理由にHi5VideoEgg、それに加えて氏名不詳の被告10社を相手どって訴訟を起こした。10社については後に身元が明かされることになるという。主要な訴因はHi5上で公開されたEMIのコンテンツ、特に音楽ビデオにあるようだ。

EMIは特に訴訟好きで知られる会社だ。最近ではAllofMP3YouTubeAppleMP3TunesXM RadioInfospace(この場合は仕方がないかもしれないが)、それになんとビートルズまで訴えたり、訴えると脅したりしている。

この訴訟に近い人物の話によると、関係各社はここ1年以上にわたって、訴訟を避けるためにEMIと交渉を続けてきたという。しかし合意に至ることができなかったようだ。訴訟の前に交渉で金を取ろうとするのはこの頃普通に見られるケースだが、今回のEMIの訴訟は、コンテンツ公開の食物連鎖をたどって金のあるところから金を搾り取ろうとする戦術を採用している点が新しい。

たとえばVideoEggはビデオ機能をHi5に提供していた。しかし契約は2008年の4月に終了しており、現在は提携関係にない。氏名不詳の被告10社(人)は、Hi5とVideoEggにサービスを提供してきた他の企業、ないしその幹部だろう。EMIが訴訟の対象にVideoEggを加えたというのは、訴訟の目的が現在の著作権侵害にはたいして関心がないことを表している。連中は過去の著作権侵害に対する金の取り立てが目的なのだ。

VideoEggのCEO、Matt Sanchezは「われわれはDMCA法に基づくコンテンツ削除要求には完全に従ってきた。しかしEMIからは一度もそのような要求を受けたことはない。またVideoEggはAudibleMagicを利用して著作権を侵害するコンテンツを積極的に発見し取除いてきた」と語っている。

ニューヨークで提起された訴は以下のとおり。


EMI Music v. VideoEgg, Hi5 and others – Get more Legal Forms

[原文へ]

(翻訳:Namekawa, U)